お寺のオバサンのひとりごと

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イスラム教の考え方を学ぶ

2024年01月28日 | 本紹介
 

 何事にも疎い私ゆえ、イスラム教のことも浅薄な知識、いえ、全然知らないと言ったほうが正しいです。
 そんな知識ゼロの私にもわかりやすく、イスラム教の考え方を西欧諸国との考え方と対比して著されています。
 私が見聞きするニュースは欧米から見た報道であることも改めて感じました。
 イスラム教は、神が預言者を通じて詳細に規定された生活を送る、神と私の関係であって、本来、他者(他宗教の者)に干渉することはないことも知りました。
 それぞれの宗教(自分が生きる規範なるもの)、それぞれ考え方の違いをお互い知り、尊重し、認め合わないところに平和はないと改めて思いました。
 宗教の名の下に「我執」の(私が正しいと自分の感性に固執する)怖さも悲しく思いました。
 私は仏教徒だから申すことかもしれませんが、
自分の考え方を善とし、自分の感性に固執し、自分の感性に合わない他者を差別、攻撃することの精神性の幼稚さ、愚かさ
をよくよく自覚するよう促す仏の教えをあらためて有り難く拝受したのでした。
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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-01-29 07:32:01
お早うございます。
 指導者・首謀者が一人が生き残り、万単位でなくなる兵士、人の命は尊いといいながら、武器を持って先に戦いに挑む方が、先に手を出した方がとよく言われます。英雄とは、話し合いで解決できた時にこそ、言う言葉ではないでしょうか。別姓の認められない結婚、ある程度の妥協は必要なのかもしれません。K.M
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Unknown (housenji)
2024-01-29 12:36:30
K・Mさん、コメントありがとうございます。
仰るとおりですね。武器での服從は解決になりませんね。
難しいことですが、凡夫のお互いさま、折り合って、共存できたらと思います。平和は大変な努力が必要ですね。
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