自分が植えた(自分が)きれいと感受する植物は大切に育てますが、自分の不都合な場所に、勝手に生えてくる植物は、「雑草」と呼んで
迷惑がります。
まことに勝手ながら、人間中心の生活を営むためには、放置するわけにもいかず、
ほんの、ちょっぴり「ゴメンナサイ」、いや、何もお詫びもせず、むしろ、疎ましく思いつつ、むしり取る対象が「雑草」です。
昨日、紹介した「この世界の片隅に」の中では、食べ物がない戦時中、「雑草」(それぞれ名前はありますが)を上手に料理しておられました。
さて、写真 ↑ は、例によって、図書室で見つけた本。
ユーモアあふれて、とても面白いです
例えば、ウチも悩まされますが、植木やフェンスに絡まり、アッという間に、どんどん伸びる「ヤブガラシ」
ライバルを出し抜いて日光を独り占め
人を踏み台にして のし上がっていくタイプ。しかも、今まで自分を支えてくれた相手を枯らしてしまうので、タチが悪い
と、紹介されていて、笑ってしまいます。
写真 ↑ は、きょう、生け花教室で生けた、新風体生花。
これは、花屋さんで買った花材ですが、作品によっては、田舎道のどこにでも咲いている季節の「雑草」を使った、素敵な作品に出遇うことがあります。