お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

9月の言葉 その3

2017年09月22日 | 仏教
東井義雄先生の言葉で作成された「ほのぼのカレンダー」今月の言葉は

拝まないときも
 拝まれている
 子どもが親のねがいの中に
 生きているように


 
 自分にとって好都合なこと(思い通りにしたいこと)を願って、「どうぞ、〇〇してください」と、仏を拝むのは、
本当の意味の「礼拝」ではありません。
 だって、仏さまを礼拝する(敬う)どころか、仏さまを利用しよう(自分の願いをかなえてもらえるように拝もう)としているだけですから。
 真実に目をそむけ、自分の心を棚上げしたままで・・・

 では、本当に仏心を有り難くいただき、敬いの心で、拝んでいるとしても
常に仏願をよろこび、報恩感謝の日暮らしであり続けているか と、問われたら、
私なんぞ、本当にお恥ずかしい限りです。

 でも、私が、その程度の人間であることを、仏さまは、すでにご承知です。
こちらが仏さまを忘れていても
仏さまは、常に私を忘れず、
「仏の願い」に気づいてくれよ と、私を拝んでくださっている

 申し訳ないです。もったいないことです。

 さて、23日は「お彼岸の中日」(お彼岸1週間の中日)です。
 午後1時半より 法要です。
 お参りお待ちしております。

 
 

 


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