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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

モダン寺

2012年07月07日 | 行事・案内
 本願寺神戸別院にお参りさせていただくご縁に恵まれました。

 タクシーに乗って、「本願寺神戸別院までお願いします」と言ったら、
運転手さんは「?・・・」だったので
「モダン寺までお願いします」と言うと
「ああ、モダン寺
と、了解くださいました。

 娘夫婦の結婚式でお世話になった、東京の築地本願寺もインド様式の建物ですが

神戸別院もインド様式外観のお寺です。(写真、説明文は、頂いた本願寺神戸別院の「参拝のしおり」より)

 従来の木造建築寺院だったのが、大正6年に火災焼失。
昭和5年に、わが国初のインド仏教様式デザインの鉄筋寺院として完成。
現在の建物は、平成7年に竣工。


 ↑ 3階の本堂です。

 内陣は、昭和5年、本願寺第22代大谷光瑞ご門主の指導によって設計されたものだそうです。

 ルンビニーのアショカ王参拝記念の碑文をデザインした戸帳、ブッダガヤの大塔を模した宮殿(くうでん)の屋根、サルナートの大塔の模様を配した須弥壇(しゅみだん)、サンチー大塔の柱を組み合わせた宮殿柱の彫刻・・・

 細かい彫刻に燦然と輝く内陣。
 その美しさに、感動いたしました。

 内陣は畳がなく、登礼盤などの作法も椅子席。
 内陣出勤の僧侶方が座られる椅子は、数頭のゾウで座席を支える飾りのデザインでした。
 
 モダン寺の神戸別院。
 ときどき、モスクと間違えて、イスラム教徒の方がいらっしゃるそうです。

 
コメント (4)
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