お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

お世話になっています

2011年02月06日 | 仏教
 健康でバリバリ仕事して、身の回りの生活も、自分でこなしている時(わかっているけど)案外忘れがちなのが

 「私」は、たくさんの人の、あるいは、たくさんの物の お世話にならずには生きていけないってことです。

 たとえ、他人との関係を一切断ち切って
一人で引きこもりで生活していようと

 今、こうして生きているってことは
ものすごく、たくさんのお陰で生きている
ものすごく、たくさんのつながりの中で生きている

 
 たとえば、パソコン・携帯が自分の手に届くまでに、
一体どれだけの人が働いてくれたことでしょう。
レアメタル(海外)~物流(空、海、陸)~部品製造~販売

 今住んでいる家(部屋)も自分で建てたわけじゃない
 「私」は、ピッとスイッチを押すだけですが
水道もガスも電気も、
その陰には、数え切れない人と物のお世話になっています。

 そんなこと考えもせず、ピッとスイッチを押している。

 そして、私の食欲を満たすために、当然のように動植物のいのちを食べている。

 動植物に「ごめんなさい。ありがとう。」 も言わないで・・・

 私が今、生きているのは、その目には見えない ものすごい 陰のはたらきがあるからこそ

 本当に、地球の皆さん(資源にも)、お世話になっております。
 
コメント
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