お寺のオバサンのひとりごと

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生け花

2010年05月22日 | Weblog
 昨日から、佐賀県華道連合会主催の諸流派合同 生け花展 が ゆめタウン佐賀の店内セントラルコートにて開催中です
 

 写真は、師匠の池坊「自由花」作品


 きょう11時からは、県知事さんなど来賓3名による「尊式に花を入れる」というイベントがあり、師匠が正装(留め袖姿)で、補助役を務められる ということで、私も拝見へ。

 写真は仏前の三具足(みつぐそく:左から花立て「尊式」、中央に香炉、右にろうそく立て)この仏具は、現・池坊から拝借したものだそうで、ろうそく立ては、亀の上に鶴が立っています)

「尊式」とは、上下が広く、中央がふくらんだ花器のことだそうです。中国では酒器だったものを日本では花器に使ったとのことです。

 イベントでは、まず、生け花の歴史から説明いただきました。

 生け花の始まりは、

  仏前にお供えする仏華から始まったこと

 聖徳太子が建立された六角堂(頂法寺)の北面に僧侶の住まい(僧坊)があり、その僧坊の初代住職は、退職後の小野妹子だったこと。そこは、池があったことから「池坊」と呼ばれ、その「池坊」の僧侶が、六角堂の仏前の花を供える担当だったこと。
 そこから、生け花が発展していったこと

 今は「花をいける」と言うが、昔は「花をさす」「花を入れる」と言ったとのこと

などを 興味深く聞かせていただきました。

 花展は、月曜日まで。

 
コメント (4)
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