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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

家庭内の思いやり

2006年11月23日 | 仏教
 きょうの総追悼法要は雨。
 冷たい雨の中、お参りいただいたご門徒の皆様ようこそ、ありがとうございました。

 きょうのご講師は基山の○蓮寺ご住職。
 きょうのお話の中で印象深かったことは(無明についての話の中で)、
 
 昔に比べたら、物質面では格段恵まれた生活をしているのに、喜ぶどころか表情の暗い人が多いこと。
 
 家庭内で会話が少なく、親子間でも挨拶がない家庭があること。 そんな時は年長者の方から「おはよう」「いってらっしゃい」「お帰り」「お疲れ様」と声をかけ続けたら、やがて年少者も挨拶するようになるだろう ということ。

 もし、年寄りを邪魔扱いしている親がいるならば、子どもがそれを見習って、その親が年老いた時、同じように邪魔な厄介者扱いするだろう ということ。

 明日、いや今夜の命もわからないお互いだから、失ってみて初めてその存在の尊さに気づくより、今あるお互いの命をよろこび、家族いたわり合って生きていきたい ということ。年の順に死ぬとは限らないですものね。
 

 あと、なるほどとおもしろかったのは、5本の指の中3本を折り曲げた時、残りの親指と小指の向きのこと。 親指は小指のほうをむいているが、小指は親指とは違う方向を向いていて、親の心子知らずと同じだと・・・ 一同笑いました。 
コメント (2)
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