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お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

祖母33回忌

2006年11月03日 | 雑感
 きょうは私の実家の両親、兄夫婦が来寺。 ここで私の祖母の33回忌を一緒につとめました。
 実家まで娘夫婦がそろって参詣に出かける、つまり法専寺を住職、坊守が揃って留守にするということが難しいので、向こうからこちらへ出てきてくれました。
 実家の檀家寺E寺ご住職には、普段通り祖母の祥月命日にお参りに来ていただいて、その折り「33回忌は、佐賀でさせてもらいます」と了解いただいたようです。

 父85歳、母80歳ですが、まあ何とか元気にしています。一時、死にかけていた父も、佐賀まで出て来られるほどに回復したのですから、医学の技術進歩はすばらしい。

 実家は一応、昔から浄土真宗の門徒でしたが、まさに名ばかりの門徒。E寺ご住職に自宅にお参りに来ていただくことがあっても、自分がお寺にお参りすることはない、当然ご法話を聞いたこともない両親でした。
 何を間違えたか、娘が寺に縁づいたことで、やっとE寺さんにお参りするようになった母です。

 今では、わかり顔の両親ですが、私が寺に嫁に来てなかったら、仏教に縁がないままだったかもしれません。

 私が学生の時亡くなった祖母の33回忌。 夫が調声をつとめ、みんなで「正信偈」をおつとめ、その後、居間で新しいテレビを自慢しながら、一緒に昼食をとりました。高齢の両親が来てくれて幸せなひとときでした。
コメント (5)
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