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内閣府が発表した08年10月~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比3.3%減、年率換算で12.7%減となった。3四半期連続のマイナス成長で、減少率は第1次石油危機時だった1974年1―3月期の年率13.1%減に続く約35年ぶりの2ケタ減となった。リーマンブラザーズの破綻当時、「蚊に刺された程度」と言った与謝野大臣の言葉や、「金融危機を乗り切った日本の経験を世界に披瀝する」と意気込んだ麻生総理の認識とは裏腹に、外需依存の日本経済は戦後最大の不況へと突入している。そんな時、G7財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見にヘベレケになってクダをまいている中川昭一財務大臣の姿が世界中で話題になっている。中川氏は「風邪薬の飲み過ぎ」と弁明しているが、テレビで見る限りは、酔っぱらいでクダをまいているように見えるなあ。飲酒の有無が問題ではなくて、このようなトンチンカンな姿を世界同時不況への対策を練る会議後の会見で見せたこと自体が信じられない。麻生内閣の緊張感の欠如がいよいよのっぴきならない問題になってきた。 . . . 本文を読む

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