第41回「この玄関の片隅で」はこちら。
前回の視聴率は11.8%と予想的中。さて今回のタイトルは、おそれおおくもあの名画からいただいたってことかな。「戦場にかける橋」についてはわたし語りたくて仕方がないんです今。というのも、原作を書いたピエール・ブールのもうひとつの代表作「猿の惑星」の新作を見たばかりなので。傑作だし、どうやら客の入りが今ひとつらしいのでぜひ。
さてクワイ河というのはぁ……すみません直虎のお話でした。わたしはこの大河について今まで悪態をさんざんついてきました。その最大の理由は
面白くない。
これにつきます(笑)。でも、この回で「おんな城主直虎」は、違うステージに大河を引き上げた。例によって微温的なやりとりが前半で行われ、オトナである本多正信(六角精児)の世渡りに直政(菅田将暉)がおそれいる……的なお話だと油断していたら、なんとこれまでの大河では決して語られることのなかった同性愛に踏み込んだのだ。わたしはすっかり油断していて、ったくお小姓の支度なんかして直政ってば早とちりなんだから、なんて落としどころに持っていくと思っていたのに(笑)。
これはびっくりだったなあ。確かにネットでチェックすると、家康と直政はそういう関係だったというのが定番だけど、大河ドラマではスルーするのがお約束だと思っていたので。
森下さん、ここは勝負かけましたね。そしてNHKにもこれまで悪口言っててすまなかった。この展開を許容したんだもん。世間は少しずつだけれども進化している。それを感じ取れなかったのは「みなさんのおかげでした!」のフジだけだったか。
でも視聴率は低下するだろう。ひょっとしたら最低を記録するかも。開票速報があるときは確実に下がる。来週から、この展開がどう影響するかの方が心配。
第43回「恩賞の彼方に」につづく。
NHK初の試みについて・・ですが、清盛でも藤原頼長(山本耕史)と平家盛(大東駿介)でそのような描写が登場していたかと思います。NHKでこれを!?と驚愕したのを覚えていますw
そういう冒険もしてたんだね。
でも直虎の場合、やっぱり色小姓は見せかけだけ
ってオチが待っているんじゃないかという
トラックバックもあってあららら(笑)
清盛そんなに批判されてたんですね。わたしは結構好きだったんですけど。役者さんみんな怪演でしたし、なによりあのくら~い感じがw
大物ってふれこみだったんですよね。
まあ、「新平家物語」はあったけど。
でも最初から「これは……」って
感じでスルー。きっとわたし
根性がなかったんです。
来年?意図的に見ません(笑)