ハリウッドを経過したことで、むしろアン・リーの映画は深みを増したかに見える。圧倒的なセットと美しい画面、それらから発生する濃密な空気感のようなものに感服。
アクロバティックなセックスで評判。でも意外におとなしいじゃないかと余計なことも。トニー・レオンは“妻にだけは従順な色悪”を魅力的に演じている。「笑っていいとも」にレッド・クリフがらみで出演したときは、あきれるほどオーラがなかったらしいけど(^o^)
死が目前に感じられるからこそ、男女が性を追及するテーマは「愛の嵐」「愛のコリーダ」などでおなじみ。女優に魅力が感じられないと写真では思っていたけれど、オトナの恋愛のやり取りを知らないままにセックスを教えこまれる、という設定なのだからそれでよかったわけだ。
題名は「最後の警告」じゃなかったんだね☆☆☆☆
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