全世界の興行収入における、北米の比率が圧倒的に低いとマイベストで紹介した作品。カプコンのゲームがもとになっていることがあるんだろうけど、それがどんな影響だかはさっぱり。少なくとも配給元のSONYにとっては、最高にありがたいシリーズだったはずだ。
雪かきで疲れた身体なのに、トレイにDVDをセット。見終わったら午前1時を回っちゃうから途中で寝よう……最後まで一気に見てしまいました。ダレる、って瞬間がないの。面白いのはけっこうだが、はたしてこれは映画の面白さだろうか。
時間の経過はヒロインの腕時計のカウントダウンで示され、要塞の見取り図は最初からCGで解説される。ゾンビの群れはあくまでも憎々しく、アンブレラ社の悪党どもはもっと腹黒い。
バイクや戦車などの乗り物は実用性を無視してむやみにかっこよく、武器はそれ以上。登場人物たちはマジで「リロード!(弾丸再装填)」と叫び……ここまで映画とゲームが融和した作品ってこれまであったのかな。あ、前作「バイオハザードⅤ リトリビューション」のときも同じようなことを言ってますわたし(笑)。
長いこと闘いつづけたミラ・ジョヴォヴィッチはまことにご苦労さまなことでした。このシリーズのおかげで、彼女の名は(少なくとも日本では)歴史に残る。
惜しむらくは、ローラの出番がもっと多ければなあ。もっとも、中島美嘉よりははるかに長い時間出演していたのですが。このあたりの日本人向けのサービス精神もまた、退屈させない秘訣ですかね。
どうせリブートするに決まっているので、そのときにはいっそローラ主演でお願いしますっ!
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