事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

麒麟がくる 第三回「美濃の国」

2020-02-02 | 大河ドラマ

第二回「道三の罠」はこちら

うははは。今回も腹黒系でけっこうでした。守護だった土岐頼芸と守護代の斎藤道三が

「毒を盛られてはたまらん」

「あやつり人形に、毒は盛りません」

ほんとにこんなことを言ったはずはないけど(笑)。

先週は彼の甥をお茶で毒殺した道三役の本木雅弘が、伊右衛門のCMをやっていたことがネットで評判になり、サントリーが大人の対応をしたというあたりがニュースになっていた。高視聴率をとる番組というのは、こういういい連鎖があるんでしょう。常に話題になっているもんね。

その、腹黒いやりとりをしているのがモックンと「転校生」や「翔んだカップル」で本当にしょうもなかった尾美としのりなのにしみじみ。ふたりとも、成長したねえ。ついでに「翔んだカップル」つながりで言うと、「チコちゃんに叱られる!」に出てくる鶴見辰吾もつくづくといい。

今日は初午という神社の行事があり、わたしは初めて参加したんだけど、地元のおっさんたちがみんなこの「麒麟がくる」を見ているのにびっくり。「いだてん」には見向きもしていなかったのに。

高視聴率の最大の貢献者である沢尻エリカがいないことがやっぱりつらい。無垢な門脇麦と対比するように強気で圧倒的な美女が必要だったのだから、川口春奈ではしんどいところ。邪気をふくんだ顔で

「51」

と、明智光秀が彼女を相手にまったく双六で勝てなかったエピソードは、徹底して運のない男であることを象徴するセリフだったので、ここは粘度の高い(笑)女優にやってもらったほうがよかったわけで。

本木雅弘と尾美としのりが、むかしどちらとも寝ていた女(南果歩)をめぐって考えをめぐらしているあたりも腹黒くていい。

さて、今川義元役で片岡愛之助登場。ああ来週からもっと腹黒くなりそうだ。

第四回「尾張潜入命令」につづく


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