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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

日本の警察 その151「赤い博物館」大山誠一郎著 文春文庫

2025-07-05 | 日本の警察

その150「法廷占拠 爆弾2」はこちら

ポカをやってしまい(この失敗にはもうちょっとひねりがほしかった)、警視庁捜査一課から犯罪資料館に左遷された刑事。その資料館(見た目から、赤い博物館と呼ばれている)には、冷たい美貌の持ち主である館長がいて、収蔵されている未解決事件の資料から真相をつきとめるのが常だった……

博物館からほとんど外に出ない彼女の手足となって刑事は右往左往する。ほとんどありえない動機が多いことをのぞけば、本格ものとしてすばらしい。っていうか本格ってそういうものなんでしょうけど。娯楽小説としてガンガン読み進められます。大山誠一郎しいコールドケースもの。

ああおれは眠らなければならないのに……

え、これドラマ化されてるんですか。ヒロインは菜々緒ですか池田エライザですか椎名林檎ですか(むちゃくちゃだ)。松下由樹?いやわたしは彼女が好きだけど、なぜこの役に。

「石の繭」につづく


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