事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

JR 4両目~尻馬にのって。

2008-05-05 | ニュース

3両目からのつづきです。

職員らに嫌がらせ計184件…女性運転士ら軽傷
 JR福知山線の脱線事故後、JR西日本の運転士らが乗客から暴行されたり、「人殺し」などと暴言を浴びせられる嫌がらせが多発している。西日本旅客鉄道労組(JR西労組)など関連3労組の発表によれば、7日までに社員への暴行が6件、暴言が160件あり、線路内への自転車の放置やレール上の置き石も計18件で、総数は184件にもなるという。
 具体的には、事故後にボウリング大会を開いていたことが発覚した6日午前には、大阪駅のホームにいた20代の女性運転士が、背後から足首を蹴られて軽傷を負ったほか、別の女性運転士は乗務室の窓に「命」と書かれた紙を逆さまに張られ、別の乗客グループから「JRは人殺しだ」などと繰り返しなじられた結果、精神的苦痛で勤務ができなくなり4日間の休暇を取った。復帰後も電車への乗務ができずに内勤をしている。
 このほか、駅員や車掌らが平手打ちされたり、空き缶やペットボトルを投げつけられるといった嫌がらせが続発。組合側は「度を越した批判はかえって安全運転のさまたげになる。やめてほしい」と呼びかけている。
ZAKZAK 2005/05/11

Mail01b さて、JR西の話では、毎日新聞の5月9日(月)号に、山田孝男さんという記者が「尻馬に乗るな」という意見を載せていました。「『汝らのうち罪なき者、石を擲て』という旧約聖書の一節を思う人もいるだろう」と紹介しながら。マスコミ報道の病理!

今回の事故については、日勤教育に代表されるJR西日本の体質そのものに問題があるんだと冒頭でふれた。過密なダイヤを組んでおいて、遅れが出るたびに草むしりや居残り学習を課す“懲罰主義”は、国鉄が民営化された当時、国労の組合員を虐めぬいた悪癖がいまだに生き残っていることを示すものだ。そのすべてを象徴するとされる某相談役こそ、民営化三羽烏と称された男たちの一人であることは、この事故の遠因がどこにあるのかを如実に示すものだろう。

しかしそのことよりも、この事件がわたしを憂鬱にさせたのはまたしても報道の姿勢だ。マスコミは今回こんなパターンで報じている。あ、これは次号で。

5両目につづきます。
画像は、列車といえば思い出す「北国の帝王」。男くさ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JR 3両目~でんしゃでGo! | トップ | JR 5両目~付和雷同 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ニュース」カテゴリの最新記事