「天井桟敷の人々」特集はこちら。
「ターザンの復讐」
</object>
(1934 MGM)1時間44分
監督:セドリック・ギボンズ 出演:ジョニー・ワイズミュラー モーリン・オサリヴァン
史上最高のターザン役者といえば文句なくワイズミュラー。ルーマニアに生まれアメリカに移住。身体が弱かったので水泳を始め、オリンピックで金メダルを5個獲得、67回も世界記録を更新。BVDの下着モデルから俳優に転じ、ターザンで大当たり。大富豪となって6回結婚し……いくらなんでも波瀾万丈すぎます。
彼のターザン映画のなかでもとりわけ評価が高いのがこの作品。ジェーンを演じたモーリン・オサリヴァンのコスチュームが刺激的すぎるので、以降の作品では変更になってしまいました。ご期待ください。
※上映は10月23日(金)19:00です。
会長がことのほかこの映画に入れ込んでおり(笑)、リストアップ。ワイズミュラーの晩年は悲惨なものだったはずだけれど、あの雄叫びなどで一世を風靡した事実は残る。
※わたしの世代にとってはディズニーのアニメ(なかなかよかった)や、シリアスな「グレイストーク」が劇場でのターザン経験。しかし今の子どもたちも「インディ・ジョーンズ」や「スパイダーマン」などで、知らないうちにツタで飛翔するあの感じは追体験しているわけだ。特にスパイダーマンの移動は、歴然とターザンを引用している。だいたい、子どもにかぎらず動物がたくさん出てくるとそれだけでわたしも幸せです。
次回は「カルメン故郷に帰る」
港座オフィシャルブログはこちら↓
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます