そもそも企画のはじまりが「エイリアン」のプリクエル(前章)で、監督がリドリー・スコット、しかも製作は20世紀FOX。スタッフにはウォルター・ヒルやダン・オバノンの名前もちゃんとあるのだから、どう考えても観客の多くは「エイリアン0(ゼロ)」を期待しているし、なにより作品がそうなってました。
いったいどの時点でエイリアン臭を消して「人類の起源」を前面に出すことに路線が変更されたのだろう。客が限定されるから?「エイリアン4」から間があきすぎたから?うーん、よくわからん。
オープニングはそれでも意外な形。どうみても地球を空撮。なんだよカメラをのせた飛行船の影が映り込んでるじゃないか。リドリー・スコットもやきがまわったなあ……違いました。ある飛行物体が浮遊している視点で撮られていたのだ。そしてその物体が見つめるなか、ある“人物”が蠢く何かを呑みこみ、遺伝子レベルの暴走がはじまる。
人類の起源はどんなものだったのか、大風呂敷を広げて描く娯楽大作。しかも最終的にギーガーが描いた「エイリアン」の巨人像にちゃんとつながるように計算されている(サイズがちょっと違うけどね)。まあ、シリーズを見ていなくても面白いことは確かだけれど、見ておいた方が(いないでしょ見てない人)100倍は楽しめます。
キャストもエイリアンに対応していて、リプリー(シガニー・ウィーヴァー)に該当する女性に「ドラゴン・タトゥーの女」ノオミ・ラパス。シガニーと同じように裸よりセクシーな下着姿で右往左往。
アンドロイドのアッシュに対応するのが「X-men」でブレイクしたマイケル・ファスベンダー。人間とは目的の優先順位が違うのでトラブるあたりもいっしょだ。
“カンパニー”の手先となる(ひっかけあり)のは、スタイルがいいのもいいかげんにしろシャーリーズ・セロン。
まあ、どんなにキャストが凝ってあっても、日本語吹替版は剛力彩芽がやっていてマジにひどいので台無し。字幕版をおすすめします。
で、肝心の人類の起源。うわあさすが人類の創造主って、作品の出来がこんなだから神様の方も……宗教界が激怒することを予想して十字架でフォローしているあたり、確信犯だね。
とりあえず、妊娠中の人とこれから胃カメラを飲む予定の人は絶対に観てはいけません。わたしはこの夜、ホテルの夕食にゲソの天ぷらが出て…………(T_T)
当然本作も注目してます、、が夏場は親子催しや
8月出品の油絵制作などで時間が足りない。。
まちキネならササッと寄れるんだけど。。
トニースコットの自殺、ただただ驚きました。
「アンストッパブル」、親子で楽しんだのに、遺作か。。
お兄さんと違い、やけに面白く“撮れてしまう”人だったから、
当人も陽気な商売人だと思っていた。
にしても「トップガン」で代表されてしまうのはかわいそうかな。
わたしは「スパイ・ゲーム」が大好きだったのに。
そろそろ残暑は結構ですわ~。
ということで、ようやくブログ復活です。
何の情報も知らず、という言うか、見る前はホントに忙しく、東北大会に行くというのが、これほど忙しいのか!!と思うほどのハードスケジュールでした。
やる本人たちが一番大変だったんですがね。
ようやく部活も引退して、こっちもやっと一息です。
のさなかに何も行かなくても・・・というときに鑑賞。
あたしもあほです。
いろいろと小難しいところは再見するつもりですが、普通にセルフオマージュっぽく感じました。
自分で自分のものをパクるんだから、文句ナイだろ!みたいな。
トニーさんの事件はびっくりでした。
脳腫瘍だったという噂ですが、真偽のほどはわかりません。
アタシも「スパイゲーム」大好きです。
「トゥルー・ロマンス」も好きだったな。
例によってソリッドなアクションがみごとなので見逃されがち
だけど、映画としてかなりの出来でした。
でもやっぱりトップガンがぁ……
お子様の部活卒業おめでとうございます。
事務職員はきっと精算でおおわらわだとご同情申し上げるかな。
あ、他人ごとじゃないんだった(T_T)