第16回「ベルリンの壁」はこちら。
先週の「ベルリンの壁」は早丸も本丸も再放送も見ることができなかった。で、何を気づいたかというと、それってすんごくさみしいってことだったのだ。わたしは毎週ひとつのドラマを見続けるという根気も根性もない人間なので、この大河ドラマについて毎週特集するのはしんどいかなーって作業でも正直あったの。
間違ってました。見られなかったときの喪失感ハンパないっす。今回はだから気合い入りましたマジ。
その気合いをいなすようにビデオリサーチは連休中だから最新のデータなし。これは昔からそうでした。なんだよー、と視聴率小僧だった昔からブーたれていましたが、働き方改革の先端を行っていたと考えることにしましょう。
ああ宮藤官九郎のセリフの冴えは相変わらずだ。
「ばってん、って言ってから考えるのずるいだろ」
確かに(笑)。
欧州がきな臭いために四三がめざしていたベルリンオリンピックは無期延期。彼の旬の時期はかくして遠ざかる。4年に1回というオリンピックの運不運、幸不幸ってやっぱりある。
モスクワオリンピックのときがまさしく。旬を逃がした選手はたくさんいたわけだ。わたしにとって、あの騒動はテレビ朝日の策士の跳梁とその失敗でしか思い出せないんだけど。
しかし今回はやはり綾瀬はるかのものだ。マラソンランナーが必死で走っているとき、はたしてどれだけ沿道の応援に本気で鼓舞されているかはわからない。でもスヤの応援に、ほんの少しだけ口角をあげて(それはスヤの指導によるものだ)応えるシーンの演出はみごとだった。で、どう考えてもこの夫婦はエッチしていないという描写がつづいたあとにいきなりご懐妊(笑)。やっぱりいだてんはいい。
にしても、読売はこのころからイベントが商売になるって嗅覚はすごかったんだな。そして土岐善麿登場。あなたの学校の校歌に、この人の名前はない?
第18回「愛の夢」につづく。
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