事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

今月の名言2024年9月号PART1 解散

2024-10-02 | 国際・政治

White Rhythm & Blues

令和の米騒動篇はこちら

「自民に対する批判は強い一方で、立憲を中心とする政権が良いと思う人も少ない。日本維新の会は兵庫県知事の問題もあって支持を失い、国民民主党も党勢が拡大しない。日本の政党政治そのものが大きな問題に直面していると感じている。そうした状況で、小選挙区制を改めるべきだという議論さえないのは残念だ。日本の政治風土には、(小選挙区で)白か黒かを決める二党制より、緩やかな多党制の方が合う。」

小泉進次郎元環境相の恩師でもある米コロンビア大学のジェラルド・カーティス名誉教授のコメント。

確かに言えている部分もある。小選挙区制となって、何が変わったかといえば、それは政治家の劣化ではないかと思う。中選挙区でなら、同じ党の候補者同士が切磋琢磨することも可能だったけれど、今の制度ではまず公認されなければ意味がないので、ひたすらに党執行部の権力が強くなる。

その上、官僚の人事まで握ってしまったので、反対意見の存在が極小化し、お偉いさんに忖度するシステムが定着したのがこの10年の日本だろう。

さあ解散だ。はたしてどんな結果となるだろう。どんな結果になるにしろ、まともな人物が当選してほしいというのは贅沢な望みなのだろうか。

明日はJ.D.サウザー篇なので名曲「ホワイト・リズム&ブルース」を。これってリンダ・ロンシュタットのための曲だったのかあ。

次も米問題をやります。

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今月の訃報2024年9月PART3 白鳥あかね 92歳没

2024-10-02 | ニュース

渡辺武信篇はこちら

伝説のスクリプター。この人にお世話になった映画人は数多い。そしてあの名著「スクリプターはストリッパーではありません」の著者でもある。無類の面白さだったなあ。

そして、日活ロマンポルノの傑作の1本である「わたしのSEX白書 絶頂度」(曽根中生監督)の脚本家でもあります。

J.D.サウザー篇につづく

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今月の訃報2024年9月PART2 渡辺武信 86歳没

2024-10-02 | ニュース

岡田太郎篇はこちら

詩人にして映画評論家。わたしが映画雑誌「キネマ旬報」を買い始めた高校生のとき、彼は「日活アクションの華麗な世界」を連載中で、映画史の王道からはずれていた日活アクションを解題していた。すばらしい仕事だったと思う。

白鳥あかね篇につづく

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