非ミステリ篇はこちら。
2019年バージョンはこちら。
あまりやりたくはないけれども今回は北米興行成績篇。前年比マイナス81.6%。なにしろ主要都市の劇場はまだ閉めたままなのである。
だからトップテンは昨年末か今年の初めに封切った作品だけだ。そんな状態だから高額の製作費をかけた作品は公開順延が相次いだ。007の新作やマーベルがらみはすべて。直に配信された作品まである。打倒ネットフリックスを狙うディズニーはその中心にいた。
そんななか、劇場公開に踏み切ったのが「TENET」。クリストファー・ノーランが劇場にこだわったのは、あの作品を見ればよくわかる。でかい画面と大音量でなければ意味がないとも言えるし。残念なことに「テネット」と「ワンダーウーマン1984」の北米での成績は不本意なものに終わったが、メジャースタジオとしてのワーナーブラザーズの意地は賞賛に値すると思う。
1 Bad Boys for Life $204,417,855 Jan 17 Sony Pictures Entertainment
2 1917 $157,901,466 Dec 25 Universal Pictures
3 Sonic the Hedgehog $146,066,470 Feb 14 Paramount Pictures
4Jumanji: The Next Level $124,736,710 Dec 13 Sony Pictures Entertainment
5 Star Wars: Episode IX - The Rise of Skywalker $124,496,308 Dec 20 Walt Disney Studios Motion Pictures
6 Birds of Prey $84,158,461 Feb 7 Warner Bros.
7 Dolittle $77,047,065 Jan 17 Universal Pictures
8 Little Women $70,508,087 Dec 25 Sony Pictures Entertainment
9 The Invisible Man $64,914,050 Feb 28 Universal Pictures
10 The Call of the Wild $62,342,368 Feb 21 20th Century Studios
……今年の成績はなお悲惨だ。しかしようやく大作の公開が始まろうとしている。あら、本決まりなのは「ブラック・ウィドウ」だけで、他はまだふらふらしてるのかあ。
キネ旬ベストテン邦画篇につづく。
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