事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

痛い風 1発目

2007-11-30 | 健康・病気

Panic2  アレクサンダー大王、カール大帝、フビライ・ハン、ダンテ、ミケランジェロ、ルイ14世、ゲーテ、モーパッサン、スタンダール、チャーチル……さて、この人たちの共通点はなんでしょう………… 答、痛風持ち。


 先日の出羽路会の県大会、悪夢のような一夜が明け、右足の親指の付け根になにか違和感を感じる。いや、違和感なんてものではなく、もの凄い痛み。どこかにぶつけた憶えもないのに……あ、「あれ」がついにやって来たのか。

 
数年前、一日ドックの結果が出た。それはもう惨憺たる数字。中性脂肪やγ-GTP、そして尿酸値などが要精検となっている。内臓系全滅。要するに酒を控えて体重を落としなさいということなんだろうが、尿酸値って何だ。

「お父さんも痛風だから、遺伝なのよ。」妻が医者に行けと強硬に主張するので、酒田三中近くの胃腸科に出かける。

「尿酸値9.2ですか……これは治療しなければいけませんね。」
「治療、と言いますと。」
「この値を下げる薬を飲み続けるわけです。」
「どのくらいの間ですか。」
「一生、です。」
えーっ?それはないんじゃないか。一生この医者に医療費を払い続けるわけ?なんか信用できないなあ。
「薬をやめると……」
「痛風の発作が起きます。痛いですよこれは。」

痛いぐらいなんだよ。医者通いなんかまっぴら。以来、医者から目をそむけ、以前と同じような生活を続けてきたのである。このあたりは「最強のおつまみとは何か」の号参照。

 しかし心のどこかに不安感はあったし、痛みが襲ってきたときに、まず頭に浮かんだのはだからこれ→高尿酸血症が生んだ痛風の発作だった。

 確かに痛みは激烈。“風が騒いでも痛い”ためにこの名があることが実感できる。車のブレーキを踏むと涙が滲むぐらい。でも、家庭医学事典を読むと、発作で痛いのは最初の数日間だけ。あとは痛みがひいて、日常生活にはまったく影響はないとある。

Jodie_foster_054 「影響ないんだって。」
「何を言ってるの。今度はちゃんと医者に通ってね。」
医者の選択は妻に任せる。幼稚園バスの添乗を始めてから、酒田にすっかり明るくなったし。

「あそこがいいんじゃないかと思うの。添乗バスから見てても、いつも空いてるから。」理由は気に入らないけれど、とりあえずその日本海病院近くの整形外科に向かう。その結果……。

画像は「パニック・ルーム」Panic Room(’02 米)
組合の県大会を終え、寒河江から帰る途中iモードで映画の上映状況をチェック(このために携帯を変えたようなもの)。あ、三川のパニック・ルームには間に合うかも。いきなり高速にのる。高くついたが、それだけの価値はある映画。伏線がきちんとはってあって、ラストでそれが収束する、なんて映画は近頃少なくなっているし。下手くそだけどね。侵入犯フォレスト・ウィテカーが、逮捕されるときに十字架にかかるようなポーズをとるあたり、ヒッチコックならもっと上手にやったろうなあ。それにしてもオープニングのタイトルには笑った。あんなテがあったのか。

妊娠中のジョディ・フォスターは、今しか出せん!とばかりに胸強調(笑)☆☆☆★★★

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