事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

The Miseducation of Lauryn Hill

2007-11-26 | 音楽

Miseducation  ベッカムやジダンが負傷して、’02W杯は主役不在ということになりはしないか。そんな心配をしていたら、あのローリン・ヒルがあっさり来日して、FIFA公式コンサートに出演。へーやっぱりサッカーワールドカップとはたいしたイベントなんだな。

 彼女の経歴は
①スラム出身
②インテリ
③コロンビア大学入学
④バンドのボーカルとしてデビュー
⑤ソロ第1作が大ヒット。

……ほら、どこかの演歌歌手の娘とほとんど共通。

 そのローリン・ヒルのソロデビュー作。グラミー賞獲りまくり。日本でも100万枚以上売れている。今さら薦めるまでもないくらい。
 タイトルは彼女の造語。意訳すれば「反・教育」挑発的。若いねー。

で、このアルバムの1曲目「Lost One」のイントロに、「roll call(出席を取る)」の部分があり、担任が「名前を呼んでもいいだろうか?」(ものすごく丁寧な英語。向こうの教師は「出席とるぞーっ!」てなノリは見せないんだろうか)と生徒たちの名を一人一人呼び上げる。そして「ローリン・ヒル。……ローリン・ヒル?」と何度呼んでも彼女は不在。不登校を決め込んでいるという設定。ホントに若い。

Laurynhill  私が思ったのはこんなことだ。不登校云々はともかく

「在籍する男子生徒を全て呼び上げてから、女子生徒を呼び上げる」

という男女“分離”名簿など、混合が当然のこととしている国の住人から見ると、さぞや奇異に映ることであろうな、と。

 だいたいさあ、男子、とか女子、というからまだしも普通に聞こえるかもしれないが

「在籍する男性を全て呼び上げてから、女性を呼び上げる」

……こうするとやはりおかしな名簿だと判ってくる。
 もっとやっちゃおうか。

「オトコを全部呼び上げてから、オンナを呼び上げる」

ちょっと、変だよなやっぱり。

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