ベッカムやジダンが負傷して、’02W杯は主役不在ということになりはしないか。そんな心配をしていたら、あのローリン・ヒルがあっさり来日して、FIFA公式コンサートに出演。へーやっぱりサッカーワールドカップとはたいしたイベントなんだな。
彼女の経歴は
①スラム出身
②インテリ
③コロンビア大学入学
④バンドのボーカルとしてデビュー
⑤ソロ第1作が大ヒット。
……ほら、どこかの演歌歌手の娘とほとんど共通。
そのローリン・ヒルのソロデビュー作。グラミー賞獲りまくり。日本でも100万枚以上売れている。今さら薦めるまでもないくらい。
タイトルは彼女の造語。意訳すれば「反・教育」挑発的。若いねー。
で、このアルバムの1曲目「Lost One」のイントロに、「roll call(出席を取る)」の部分があり、担任が「名前を呼んでもいいだろうか?」(ものすごく丁寧な英語。向こうの教師は「出席とるぞーっ!」てなノリは見せないんだろうか)と生徒たちの名を一人一人呼び上げる。そして「ローリン・ヒル。……ローリン・ヒル?」と何度呼んでも彼女は不在。不登校を決め込んでいるという設定。ホントに若い。
私が思ったのはこんなことだ。不登校云々はともかく
「在籍する男子生徒を全て呼び上げてから、女子生徒を呼び上げる」
という男女“分離”名簿など、混合が当然のこととしている国の住人から見ると、さぞや奇異に映ることであろうな、と。
だいたいさあ、男子、とか女子、というからまだしも普通に聞こえるかもしれないが
「在籍する男性を全て呼び上げてから、女性を呼び上げる」
……こうするとやはりおかしな名簿だと判ってくる。
もっとやっちゃおうか。
「オトコを全部呼び上げてから、オンナを呼び上げる」
ちょっと、変だよなやっぱり。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます