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事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

トップガン マーヴェリック その2

2022-06-24 | 洋画

その1はこちら

わたしが地元の映画館で観た印象は

「MTVだよな」

いちばん印象に残っているのは空母の誘導員の派手なアクション。まるでダンスなのね。そして音楽。ヒット曲がてんこ盛り。

ケニー・ロギンスが「フットルース」と同じ系統の「デンジャー・ゾーン」をかまし、ベルリンの「愛は吐息のように」は大甘に“ていくまいぶれすあうぇええええい”と歌い上げ、スターシップの……

トニー・スコットはそのあたりがとても上手な監督だったし(実際にPVも監督している)、だから大ヒットしたのだろうとは思うが、ちょっとこれはいくらなんでも、と思っていた。

それにね、どうにも米軍礼賛な空気が強すぎてしんどかったおぼえがある。

でもいま、ウクライナ状勢もあって米軍アレルギーは薄まっているし、なにしろマーヴェリックはストーリーが一直線。某国(かなり寒い様子)のウラン濃縮プラントに、まもなくウランが運び入れられるので、その前にプラントを破壊してしまえという乱暴なミッション。

トム・クルーズはエリート中のエリートであるトップガン出身者を鍛え上げ、その作戦を……トムが出動しないわけないですわね。

目標をピンポイントに破壊する、そのやり方がスターウォーズの1作目、デススター破壊とあまりにいっしょなので笑ってしまうほどだが、ドッグファイトの迫力はさすが。

「いやー、おれ失敗したんですよ」出入りの業者。

「ネットで席をとるときね、E-14を指定しちゃったんです。こんな展開ならF-14にすればよかったあ!

あははは。これは見た人でなければわからないよね。

確かに上層部が考えるように、有人戦闘機の時代はまもなく終わるのかもしれない。無人なら、急激なGによってパイロットが失神するおそれもない。

「でも、それは今日じゃない」

トムよ、まさかまた36年後に……

コメント (2)
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