「ソーシャル・ネットワーク」のお兄ちゃんと「リトル・ミス・サンシャイン」のガキ、そして「アメイジング・スパイダーマン」のお姉ちゃんが襲いくるゾンビからの生き残りをかけて……
そんな展開よりも、「パニックルーム」のオープニングで初お目見えした実写のなかにでかい文字が挿入されるパターンで「生き残るための32カ条」が紹介されるようなくすぐりが、なんかもうひたすら笑える。
マッチョなヤンキーを演ずるウディ・ラフェルソンがいい味。ぐちゃぐちゃのシーンにチャック・マンジョーネの「フィール・ソー・グッド」が流れるセンスと、あるサプライズキャストが語る「出なきゃよかった映画」ネタには大笑い。
ジョージ・A・ロメロの「生ける屍の夜」から幾星霜。ゾンビ映画もここまで来たかあ。