事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

プロ野球観戦記Vol.3

2012-07-03 | スポーツ

Ncm_0004 前号でお伝えしたように、クリネックススタジアムまでは仙台駅からシャトルバスが出ている。わずか100円。

イーグルスのスタッフだか楽天の社員だかボランティアだかわからないけれど、それこそたくさんの人たちがこの試合(あ、ソフトバンク戦です)のために働いている。人が動き、金が動く。まことに球団があることは町にとって大きい話なんだなあ。うらやましい。

さて、わたしたち中年男三人の席はバックネット裏。ゲートの入場はファンクラブ優先。なるほど。ちゃんと応援グッズとしてダブルバット700円也を購入し、テンション高まる。

夕日を浴びたレフトスタンドには楽天ファンがいっぱい。暗いままのライトスタンドにはソフトバンクの応援団がちょぼちょぼ。あ、そうか。この球場は他とちがって三塁側がフランチャイズ側なんだ(西武ドームもそうらしい)。

先発は楽天が田中でソフトバンクが山田。故障上がりの田中と伸び盛りの若者の対決……というイメージだけどどちらも23才でした。田中にはエースのオーラがあるもんな。しかし、ピッチングにおいて山田は田中に見劣りしない。それどころか、球速は140キロ程度でも、球威は明らかに山田の方が上。こりゃ、打てないわ。

野球部出身のヒロキの解説が入る。

「見ろよ、打者が鈍足だとショートはあそこまで下がるんだ」

ほんとだ。レフト前の芝生のエリアで守っている。お勉強になります。

にしても投手戦なのか貧打線なのかほとんどヒットは出ず、楽天にいたっては球威におされて外野にすら球が飛ばない。

「得点するパターンが想像つかないよな。聖沢が出て松井がなんとかだろうけど……」

その松井は速球にまったくタイミングがあっていない。

「あるいはフェルナンデスの長打か……」

彼の今季の本塁打数はわずかに2本。うーん。しかもスターティングラインナップは聞いたこともない選手多し。昨シーズンの出場試合数が20~50試合の連中が半分くらい。キャッチャーの岡島にいたってはルーキーである。つくづく思った。どうしてこのチームがいま3位にいるんだろうと。以下次号

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