事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

MANZAIブーム

2011-08-28 | 芸能ネタ

Waratterubaaiimg01 「吉本と彼」はこちら

浮き沈みが激しかった吉本興業が“ヨシモト”として不動の地位を築いたのは、あの漫才ブームのおかげ。80年当時、人気が爆発したツービート、紳助竜介、B&B、ザ・ぼんち、のりおよしお、おぼんこぼんなどがテレビを文字どおり席巻した。

たとえば、いま「笑っていいとも」を放映しているフジの昼12時の枠は、当時「笑ってる場合ですよ」として日替わりで漫才師たちが司会をやっていた。だいたい、下のようなローテーション。

月曜日=B&B

火曜日=ツービート、山田邦子(ここは太田プロのしきり)

水曜日=紳助竜介

木曜日=明石家さんま、のりおよしお

金曜日=ザ・ぼんち

おかしかったのは、弱気で身体の弱い不良で売っていた紳助が、毎週エプロンをつけて料理をつくっていた水曜日(お料理の先生がやたらに説教臭いのが笑えた)と、勝ち抜きブス合戦という驚天動地の企画(よく通ったよな)をかましたツービートの(というよりビートたけしの)火曜日。

毎日ライブでニュースネタをやったのが東京乾電池で、ベンガルや高田純次のゆるい笑いは、テンションが低いだけに逆に学生たちにうけていた。

忙しくて新ネタをつくることが出来なかった他の連中は、どうしても同じネタをこねくりまわしてマンネリに陥っていった。当時、学生でテレビをよく見ていたわたしはつくづくと思った。ブームとは言っても、渦中においてほんとうに面白かったのは、たけし、紳助、そして明石家さんまだけだったと。

B&Bはうるさいし、のりおよしおは強引。ザ・ぼんちはおさむちゃんが疲れると使い物にならず、セントルイスは古くさく、コント赤信号ですらワンパターン。そして、このままなら彼らはことごとくフェイドアウトしていったはず。

ところが、ここで「ネタ」ではなく、タレントのキャラで勝負する番組が登場する。「オレたちひょうきん族」である。以下次号

コメント
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