ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

うちのタル、です。

2013-05-19 | 日記
たるちゃんに、クッション作ってやりました。
気持ち良く眠っているので、

ちょっとイタズラしました。

ぽん、とカツラを乗っけて、



「む?」


「にゃにすんのよッ」


はい、ちゃんちゃん。









散華の如く~和睦か否か~

2013-05-19 | 散華の如く~天下出世の蝶~
小堀「いやいや鴛鴦。私、安心致しました」
くい、くいと杯を空にして、
「もう一杯、頂けませんか?」
殿の意を読んだか、酔いどれが。
市を正視、さらに酒を所望する。
市姫「はい」
ととと、と注ぎ、
ツンと鼻に突く、
純粋な酒の香で、
小堀「…信長様も人が悪い」
鼻先を赤らめた。
信長「はて、何の事か?」
小堀「いえ、特段意味は、ございません」
杯に口をして、チビ、
殿の意を呑み込んだ。
市姫「?」小堀の意外、
早い酔いに不可思議に思ったか、
お市は首を、可愛らしく傾げた。
帰蝶「お市。絡まれるで、向こうに行っておれ」
市のお披露目終了、その手の銚子を取り上げ、彼女を下げる。
小堀「ではまた改めて」
市姫「はぁ…、では…」また…?と、
やはり首を傾げ、空の銚子を下げ…、
「お…とと」波風に大きく揺れる船に、
あっちでゆらゆら、こっちでゆらゆら。
その身を委ねるお市、その背を見送り、
小堀「浅井の父も、満足致しましょう」
酔ったついでに、また本音が、ぽろり。
その時近江も揺れていた、和睦か戦か。
帰蝶「義妹を何卒、宜しくお願い申し上げます」