ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

その首…How much?

2012-03-31 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
和田「それにしても…」カサッと、懐からWANTED用を取り出し、顔を見比べた。
義経「ん?」
和田「鎌倉殿に、どの首並べろというのか…」
義経「首?」和田の手から、その用紙を引っ手繰って…「んだ?この顔ッ!」
和田「日光のサルでも、献上するのか。なぁ?」与一を見て、
能子「あの、見せて頂いても…」兄から用紙を見せてもらって…「これはひどいわ、ねぇ?」
義隆「すっっごい出っ歯のおサルさんッ」

義経「どこの絵師だッ!こんなWANTEDバラ撒きやがってッ」
和田「その首、誤って持って行こうものなら、こっちの首が飛ぶ」
能子「なぜ、こんな…」
和田「弟の首で、酒飲んでも美味くなかろう」
義経「不味い首で悪かったな」
能子「…」
与一「という事は、やはり、狙いは奥州…ですか」
和田「さぁ…」肩をすくめて「…それより、その目、どうした?」
与一「五年ほど前から、視力が低下して、」
和田「見えないのか?」
与一「全く見えない訳ではありません」
和田「…そうか。母は、どうしてる?」
与一「母?」
和田「新田の母は、息災かと聞いているんだ」
与一「…今、塩原に身を寄せておりますが、」
和田「そうか、塩原温泉郷もいいな」
与一「あの、母と…」
和田「忘れたか?桐生天満のやんさんま…あの馬、乗りやすかったろ?」
与一「え?」
和田「あん時の僕ちゃんが、屋島でデカくデビューするとは…」
義経「俺の首より、きっといい値が付くぞ」
和田「頂こうか」刀の鞘に手を置き、
与一「え゛ッ」

斎藤雪さん?

2012-03-30 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
雪「あぁ…」これでバツ3、今度は「乳母役かぁ、もう…お兄ちゃんたら。あッ、龍之介ッ」
小さい手を引っ張り、こっちに寄せて「これからお船に乗るんだから、離れないのッ」
言う事聞いてくれない、手の掛かる“お兄ちゃんの子”で、
龍之介「めのとって?」
雪「…」お兄ちゃんからの指示書には、そう書いてあったけど…、
龍之介「また、変わるの?」
雪「…今度の旦那様も、優しいと良いね」
龍之介「ふんッ」手を振り解いて、タタタタッと走って、
雪「龍之介(たつのすけ)、離れちゃダメだってぇ。人様にご迷惑掛かるでしょッ」
待ってよぉ…
お兄ちゃんッ、この人…、
4年前、診療所に、兄が女の人を担ぎ込んで来た。
雪、こいつを、何とかしろ。
なんとかって、羊水が破裂…とにかく、処置室に運んでッ
“おぎゃーぁ”
元気な男の子が生まれた。でも、
羊水寒栓(ようすいかんせん)症…んだそりゃ?
分娩後…出血が、その止まらなくて…。あの…、おに…
…そのガキ、頼む。
え?
仕事に戻る。
ちょ…
“おぎゃ、おぎゃーッ”
けたたましい声だな。龍之介…でいいだろ。
ちょっとぉ、お兄ちゃん、この人…?この子…どうすれば?
お前の子だ。
私の子ぉ??
診療所に勤められなくなって…、雪「馬鹿野郎ぉーーッ!」大声で叫んだら、
龍之助「…うるさいって」みんな見てる。
雪「あ゛…す、すみません…」

妹の、俺の子

2012-03-29 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
皿を片付けて下さる斎藤様に、照「あ…ありがとうございます」ほろ…と来て、
斎藤「指、怪我すんのは手作業を止めろって事だ。後はやるから休んでて。あ…こっちは」
耳を指さして「働きモンだから、言いたい事ブチまけなって」
照「はい」頭を、コクンッと下げた拍子に、三角巾がずり落ちた。
左手で三角巾をギュッと握り、右手の甲を目線の所まで持ち上げ、自分のあかぎれを見た。
「みんな…、こんな私を見て、羨ましいと言うのです。優しい旦那様で、良いわね。子宝で、さぞ家庭円満ね。きれいな髪で…羨ましいって。こんな言葉に笑顔で応えていないと…、
私、泣いてしまうんです」
斎藤「他人の目ってのは、ほとんどが節穴。見た目の感想しか言えない」
照「私の体のせいで、珠は…、く…」キュッと口を噤んで、瞼を下した。
その拍子に、ポロッと大粒の涙が落ち、サッ、と三角巾で目頭を押さえた。
「すみません…こんな事で泣いては…」
斎藤「泣いちゃダメって、誰も言ってないっしょ?」
照「…でも、斎藤様に、ご…迷惑、が…」
斎藤「迷惑かどうか決めるのは俺、アンタが心配する事じゃない」
照「はい、すみません…」
斎藤「さっきから謝ってばかりだ。本当に悪いのは、着眼点の低い、お医者様だろ」
照「いいえ、お医者様の忠告を聞かなかった私がいけないんです…」お腹に手を当てて、
「せっかくの世継ぎに何かあれば、それこそ…生けないわ」
斎藤「…なぁ、どうだろ?妹に、会ってみないか?」
照「え?」
斎藤「医介輔、やってたんだ」
照「かいほ…さん」
斎藤「辞めて…今は、無職のシングルマザーだけどね」
照「妹さんも…大変なのね」
斎藤「あぁ、えらいえらいって…。雪の話し相手なってくれ。こっちに呼び寄せたから」
照「ゆきさん…、こちらこそ、相談相手になって欲しいわ」
斎藤「腕白コブ付で迷惑かけるけど…」
照「迷惑だなんて…。娘たちと仲良く遊んでくれたら、嬉しいわ」
斎藤「そう思ってもらえると、妹も」俺の子も…「喜ぶよ」

ビンゴですわ

2012-03-28 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
池田「それに、あの髪…女にとって、一大事です」
土岐「…そうだな。池田、妻の髪を…忝かった」改めて、髪の礼を言った。
「まさか、私の自慢を切るとは思わなかった…」ポロッと、本音を零した。
池田「え?」
土岐「バッサリと切ってしまって、」
池田「あの、それ…どういう意味ですか?」
斯波「…」
土岐「言葉…そのままの意味だよ」
池田「…」
髪が長ければ、首筋の湿疹に気が付かなかった。
まさか、何かを気付かせるため敢えて切った?
厨房で斎藤様に、
照「ビンゴですわ…」先ほどの返答をした。
最後のお椀を洗い終え、荒れた手を拭き、斎藤様の拭いたお皿を手に持ち、
棚に仕舞って…、
斎藤「それって、珠ちゃん?」
照「いいえ、お医者様の事です」
斎藤「あぁ、珠ちゃんのあれ…診せないのは可笑しいと思ったんだ」
照「お医者様に診せるのが怖かったのです。上二人は湿疹が無くて、ホッと致しました。珠も大丈夫でした。でも、一昨年、四女が生まれて…珠に、湿疹が出ました。痒がって…掻き毟って…そんな事したら、うつるから止めなさいと言っても聞かなくて…、一人で、遊ばせるように致しました」
斎藤「だから、一人だったんだ」
照「すみませ…ッ」
ガッシャーン、
大きな音を立てて、皿が落下し、器が粉々に割れた。
「…すみません、すぐに片付けます」破片に手を伸ばして、指を「イッ」切ってしまった。
斎藤「ほらほら、“心乱れってから、器が代わりに割れちまった”じゃねぇか。指貸してみな」
強引に照さんの血の流れた指を取って、洗って、止血して「切り傷、あかぎれ、やけどに効く軟膏ね」丁寧に軟膏をぬって「ここに座ってなっ」と椅子を持って来て、彼女を座らせた。

小事が大事

2012-03-27 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
斯波「文句あっか?」
池田「いえ、ありません」
確かに、周りをチョロチョロ嗅ぎ回られるより見張りやすいが…、
斯波「今度、腕白に会わせろ」
斎藤「もちろん」
土岐「腕白?」
斎藤「今後、紹介しますよ。妹共々、ね」
池田「…」離縁させらえた妹…。
照「あの…、ご膳が整いました」大人用と、妊婦と子供の膳を並べて、
池田「一つ、運びます」もちろん、照さんも一つ運ぶと思って、そう答えたが、
土岐「私も、一つ…」巴さんの、妊婦用の膳を持ち、
照「私はここで、斎藤様と洗い物を片します」
池田「え?」
土岐「…」
照「ここは“二人で”十分ですわ。これが、お客様の御膳です」斯波様に膳をお渡して、
斯波「お…い、」
斎藤「一日一善、一人一膳って?」
斯波「…」
池田「照さん、ここは俺がやりますから、膳を運んで…」
照「いいえ、これは“私の”やり掛けです。…お客様がお待ちです」
池田「…はい」
斎藤「ほらほら、賓客、待たせちゃ悪いっしょ?」手で、シッシッと追っ払った。
土岐「…なら、斯波さん、」を促して「池田、行こう」三人で厨房を出た。
膳を運びながら、
斯波「なんで、照さんに余計な仕事させた?」
池田「すみません」
土岐「いや、照…妻は、余計な雑務しか自分には出来ないと答えます」
斯波「あん?」
土岐「そういう妻なんですよ。小さい仕事を見つけては、せっせとこなすんです」
斯波「小事が一番大事だろ」

就職内定

2012-03-26 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
池田「斯波さん?」かなり力が入ってる…「どうしたんですか?」
斯波「あ、わり…」パッと、池田の腕を放した。
池田「…」掴まれた腕が、痛…。
斎藤「下手に救ってみろ。その後、どうする?どんな目ぇ向けるつもりだ?」
斯波「その後…?」
斎藤「一番、見られたくない。特に、身内には。他人じゃない身内や事情知ってる奴らの目が、どんな痛いか、アンタ、考えた事あんのか?」
斯波「…」
“末摘花”
斎藤「そんな目に遭ったヤツを救えんのか?命だけ、ほいほい救えば良いってモンじゃない」
斯波「なら、救わない方が良いってのか?」
斎藤「俺なら、生き地獄に突き落とす事はしねぇな。アンタは?土岐さん」
照「あ、あなた…」
厨房に入って、
土岐「“みなさん”御揃いで…何の話ですか?」
斎藤「命の、選択話」
土岐「…斯波さん、お客人がお見えです」
斯波「客…?」
土岐「客間に御通しするとの事です。義経さんたちも一緒です。それと、」照に「丁度良い、三膳、見繕ってくれ。一つは御前殿、一つは義隆…」
照「はい、ただ今」洗い物を途中に、サ…と肩までと短くなった髪を三角巾に仕舞い、
土岐「…」首筋の湿疹を人目に晒した。
池田「巴さんも、一緒?」
土岐「あぁ…後から事情を説明するよ。それより、どうして、彼がここに?」池田に聞いて、
池田「こいつ…」
斯波「俺の下に就かせる」
池田「はぁ?」
斯波「今後、俺の指示に従え」
斎藤「就職内定?」
土岐「何を…」

見放された患者の心

2012-03-25 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
斯波「同じ医者の、先生だ」洗いモンを照さんに渡して…「すんません」お願いした。
「医者にしてみれば、訳の分からない病を、患者に治せ治せとせっつかれ…大変なんだろ」
斎藤「分からないのは、医療ミスだ。原因は、必ずある。なぁ、池ちゃん?」
池田「確かに、原因は必ずある。だが、患者の生活、環境、食事、脳刺激に遺伝…さらに、心の細部まで調べる必要がある。医者が患者のプライベートにそこまで介入するのは難しい」
斎藤「難しい治療だから放っとくのか?命に別段異常無ければ、まぁどうでも良いだろって?」
池田「そうは言っていない」
斎藤「治療を難しくしている要因は何だ?」
池田「原因は、目の届かない細部にある」
斎藤「医者の目に触れられたくないんだ。患部を預けられない、見せたくないんだよ、ねぇ」
照「…それは…」言葉に詰まってしまって…「分かりません」
斎藤「分かってないんだ、医者が。それを患者のせいにして、対処法はと問えば無理難題。今後の治療法も曖昧模糊。出された薬は訳の分からない名を連ねた、ただの安定剤か一時だけの鎮痛剤。適当に、万病薬って無難な名の風邪薬を、薬アレルギーも考えずに、ほいほい出して、はい、次の方ってな」
池田「医者は、神や魔法使いじゃない。それに、治すのは、あくまでも、患者だ」
斎藤「そりゃ、お医者様の言い訳だ。アンタ患者でしょ、自覚持って治療に専念してねって」
池田「そんな医者…」
“医士に非ず”
斎藤「患者も人間なら、人命預かる医者も人間だ。世の秩序取り締まる検非違使(警察)だって、犯罪起こす時代だ」
池田「個々のモラルの問題だ」
斎藤「そのモラルってのは“誰が”教える?」
池田「誰の教えで、身に付くものではない」
斎藤「教えられても、抜ける耳だから脳に入らない。だから、試された命の現場から逃げ出す。一方で、目の前の、死に急ぐヤツは助けようとする。矛盾だ。生き恥を晒す苦しみから逃れ、死にたいと願った姫さんを無理やり救って、英雄気取り。救われた方はえらい迷惑。死にたいなら、楽に死なせてやればいいものを…」
池田「貴様、御方様の事を言っ…て?」斯波さんに腕を掴まれ、
斯波「救うのはエゴだってのか?」

ビンゴ?

2012-03-24 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
斎藤「医者、嫌いなんだ」
照「え…」
斎藤「ビンゴ?」人差し指で、照さんを指した。
照「き、嫌いでは…」
池田「…」確かに、
志無くして医士に非ず、心欠くして薬師(くすし)に非ず
反せば、医者を非難する、厳しい言葉。
あれは、照さんの心情…、
斎藤「まぁ、医者が好きなヤツはいないよ、なぁ。池ちゃん」
池田「いい加減にしろ」
斎藤「あ、悪りぃ悪りぃ。確か…ブラックジャック志望だっけ?」
池田「ペラペラとッ」
斎藤「つい、昔の癖が、」ペロッと舌を「…出ちまった」
照「お医者様…に?」
斎藤「まぁ、仕方ないよな。誰にでも、デカ過ぎる夢に、やむを得ない事情ってモンがある」
池田「利いた風な口を…」
斎藤「なら、分かってんのか?まっさらな白衣着込んだ医者が、Allブラックを目指しているわけじゃないって事。データ、検査結果ばかり気にして患者の顔色にすら気付けない。能無し名医がどんだけ多いか」
池田「…」
斎藤「名医に掛かる患者は一人じゃない。面倒な患者一人くらい捨てても痛くも痒くもない」
照「…お医者様にしてみれば…そう、なのでしょう」
斎藤「次々と急患が来て、一人に長く掛かってられない。文句あんなら他行ってくれってさ」
池田「止めろ。お前の話は、いつも…」
斎藤「ガセ(偽)だっての?」
照「…」
斎藤「現に、ブラックジャックはこの世にいない。救われない患者がごまんといる」
と、そこへ、厨房に入って来た、
斯波「火の鳥がどうしたって?」
池田「作品名が違います」

そう言われても…

2012-03-23 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
斎藤「分かってねぇな。守るモンが出来たら、自ずと身の振り方も決まるって、ねぇ?」
照「えぇ、そうですわ。守る者が多いほど、身が引き締まります。私も夏に一人増えますし」
池田「そうですね」
照「夏が待ち遠しいわ」と顔をほころばした。
斎藤「夏を前に…珠ちゃん、医者に診せた方がいい」
照「え…」びくッと、仕事の手が止まった。
斎藤「腕に、発疹が見えた」
照「…毎年、季節の変わり目に、出ますの」
斎藤「掛かり付けは、なんて?ややが生まれる前に、治療しておかないと…なぁ?」
池田「あぁ、飛火する…」
照「“私どもに”…掛かり付けの医者など、おりませんッ」
―なんで、もっと早く来なかったの?
そう言われましても…、
―こんなになるまでほっといて。ったく、治るもんも治らないよ。
治らない…のですか?
―根詰めて仕事やってんの?…まぁ、あまり仕事しないように。
…仕事しないと、生活が…
―適当な薬出しておくから。はい、お大事に。
あの、私、お見合いを控えていて…
―そ、まとまると良いね。
結婚して、ややが産まれたら、どうなりましょう?
―ま、飛火(伝染)させないように。
そうするには、どうすれば良いのでしょう?
―はい、次の方。
うつったら…、
…土岐様とのご縁談、無かった事にして下さいませ。
何を今更…、先方には、お前の事を…、
私との縁は、無かったのです。
お姉さんに、代わって貰って…よろしいでしょうか?
話が違う

婚活開始

2012-03-22 | 義経絵巻-芭蕉夢の跡-
その頃、厨房では、バシャッ、ビチャッ、バシャンッ、飛沫をはね飛ばして、
池田「雑な洗い方だな」
斎藤「そこまで指図すんな」
池田「洗い直せ」乾いたらカピカピ「カビの培養でもするつもりか?」
斎藤「嫌味なヤツだな」
池田「よっと」山のような皿の、さらに上に皿を重ね、おっとと…、
斎藤「この山見て、何とも思わねぇのか?」
池田「倒れそうだ」
斎藤「おめぇには、慈悲ってモンがねぇのか」
池田「ない。他人様にあっても、貴様に芽生える慈悲はない」
斎藤「あ?」
ガラ…と戸が開いて、
照「まぁ、たくさんの洗い物」サッと、襷巻いて、エプロンをつけて「お手伝い致しますわ」
池田「こういう雑務は、下々の者が致します」
斎藤「下々…?」
照「仕事に上も下もありませんわ」雑に洗ったお皿を眺め「…」無言で洗い直していた。
池田「これは、この者の仕事で…」
照「仕事に名札など、付いてはおりません」
斎藤「指紋は付けても、名札は付けねぇな」と笑って「いやぁ、助かったよ、照さん」
池田「…俺も、」こいつと照さんと二人っきりにさせられないので…「手伝います」
照「三人でやれば、あっという間に片せるわ」と微笑んで、
斎藤「ほらッ」その拭いた皿を、
池田「…」棚に片していった。
斎藤「土岐さんは幸せモンだ、な」
池田「俺に振るな」
斎藤「嫁にするなら、絶対、照さんタイプだ」
池田「ここで、婚活するな」
照「まぁ、お嫁さんを探していらっしゃるの?」
斎藤「そろそろ身を固めようかと、“身近に” そういう方がおられたら紹介して下さいよ」
池田「身を固める前に、身の振り方考えろ」