ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

散華の如く~神か、悪か?~

2014-06-28 | 散華の如く~天下出世の蝶~
不幸な私のため、十字を切ってくれたが、
帰蝶「なぜ、私を不幸だと…?」
ソルディ「では、オカタサマ…幸せですか?」
帰蝶「…」はい、と即答は出来なかった。
人間の皮を被ったデウスの神が、
“幸せか、不幸か?”
私に、そんな質問を突きつけた。
マムシの娘として生まれ、あのうつけの妻となって、
“そなた、幸せか?”
殿が悪魔に成り代わり、尋ねているような気がした。
もっと、普通の幸せがあるのでは…と思ったこともある。
しかし、果たして、その普通とは、幸せとは何であろう?
ソルディ「ナゼ、オヤカタサマ、入信されないのですか?」
来た。
伴天連たちの本心は、その一点。
殿の、入信。私の幸不幸は口実。
帰蝶「殿は信仰に、自由である…」
もし、殿がこの者たちの洗礼を受けたら、
切支丹たちへの処遇、処罰が難しくなる。
「ただもし、そなたらの洗礼を受けたとして、洗礼名(クリスチャンネーム)は何とする?」
キリスト十二使徒の、誰か?
一番使徒シモン(ペトロ)か?
※黒田官兵衛の洗礼名シモン、三法師(後の織田秀信)はペトロです。
殿が、どこの馬の骨かも知らぬ、
異国の守護聖人の名を騙ろうか?
この目に確かに見たモノのみが、真実。
そんな殿に授ける名とは、
神に近い男の名を授けるか?
それとも、
悪に最も近い名を冠するか?

シンクロニシティ

2014-06-27 | 産前修行
最近、出産準備のため、
暇を見つけては、
入院の準備に、
医者通いです。
今日は皮膚科へ行ってきました。
妊婦「先生、そろそろなんで…」
先生「産まれたら早々これないもんね」
と、大量に戴きました。

これ↑
妊娠初期から、お腹に塗り込んでいる保湿剤です。
妊婦「ほぉれ♪大量だぞぉ」
ごろごろごろぉ…と、
父の前に並べてみた。
しかし、
実父「…?」
なんじゃこりゃ?
というような顔をされました。
ので、簡単に、説明しました。
娘「これ、妊娠線予防に付けてるの」
妊娠線というのは、妊娠してお腹が大きくなると、
ピリピリ…と、
お腹の肉に稲妻のような割れ目が無数に生じる腹現象だ。
しかも、この肉割れ…一度割れると元に戻らないらしい。
話を聞いてた?
それとも興味ない?
実父「…?」
全く、理解出来ない、そんな顔されました。
実母「アンタね、お父さんが妊娠線だのなんだのって、分かるわけないでしょッ」
娘「…」
なぜ、
妊娠の辛さや苦労を、
この父に教え込んでおかなかったッ!
と母を恨みたい気持ちでいっぱいになりました。

つまり、
体験出来無いから、
想像も出来無いし、
相手がどんな気持ちか、
分からないのでしょう。
まるっきり、
ピンッ、
と、来ないらしい。
そんなことよりも、
実父「これ…」
手渡されたのは、
デジカメだった。
言葉は省略されておりますが、
充電しといて、という事です。
娘「…はい」
細かく説明しても、
分かってもらえず、
これ、
あれ、
それ、
という指示語だけで相手の気持ちが分かってしまうなんて…。

人間とのコミュニケ―ションはなんて難しいのだろうと思う。

宇宙人異星人となら、
ピピピ、
ビビビ、
直感的、テレパシーで通じ合えるのかもしれないが、
同じ人種の異性人とは、理解し難いのかもしれない。

ただ、
分かって分かって、
何で理解出来んが?
そう訴えてたって、
性別の違いで体験できないことは想像も乏しく、
相手とのシンクロ二シティ(共時性)も図れない。

妊娠云々の共感は、
同性女性と作ろう。

さて、

ガマ口バックをつりました。
しかし、作り手が私なので、

こんな失敗をしました。

今度は慎重に作ります。

おいっちに、
おいっちに、

母に無理やり運動させられているタルトの図。
おじぃちゃんなので、

運動を全くしなくなりました。

よって、

ころん、

ころん、

かりんとうをそこらへんに落とします。

運動って大切だなぁ。




散華の如く~生まれ持った、フコウ~

2014-06-25 | 散華の如く~天下出世の蝶~
安土に戻ってみると、
彼が私を待っていた。
帰蝶「ソルディ様…」
安土のセミナリオ(小神学校)の建設を終えて、
京に戻っていたソルディ・オルガンティーノ。
ソルディ「このタビは、オメデトウございます。つきましては、オカタサマ…」
三法師誕生を“どこかからか”
聞きつけて京から飛んできた。
今度は何をねだりに来たのか?
「オマゴサマに、ペドバプティスマを捧げトウございます」
帰蝶「その、ペド…とかというのは、どういう意味か?」
通訳のヤスケが私に助け舟を出した。
ヤスケ「浸礼の儀…罪を洗い清める、いわゆる、洗礼にございます」
つまり、入信の儀。
額に聖水を垂らし、
罪穢れを洗い流し、
正式に入信となる。
帰蝶「生まれたてのややに、何の罪があろうか?」
ソルディ「No…、カミの子ミナ、ツミ持ってウマレ…」
子は罪を背負って生まれる。
その罪は大きな宿命になり、
子に厄災となって降り注ぐ。
つまりは、殿の所業が全て、
子や孫の枷、十字架となる。
その前に入信…という事か。
帰蝶「日ノ本にも初宮の儀がある、その必要は無い」
子の厄災を払う、御宮参りを説明したが、伝わらなかった。
ソルディ「ヒツヨウ…しなかったから、オカタサマ、とてもフコウ」
帰蝶「私が、不幸…?」
ソルディ「ハイ」

散華の如く~抱けぬ理由~

2014-06-22 | 散華の如く~天下出世の蝶~
我らの孫三法師の誕生から二年後、本能寺の変が起きた。
サルに似たこの子は、わずか三歳でサルに担ぎ上げられ、
家督相続争いに巻き込まれ、数奇な運命を辿る事になる。
乳母「お抱きになりまするか?」
当然抱くだろうと、ややに手が伸びた。
それを制した。
帰蝶「いや、いい…」
すやすや…と、
眠る孫の顔を拝めただけで十分満足。
無理に抱いて、起こしてしまっては、
それこそ可哀そう、と抱けなかった。
いや、ややを抱けない本当の理由は…、
あの時の、私の手の中で、ぐにゃりと、
動かなかくなった娘が思い出されるからで、
「殿には無事産まれたと伝えておく。鈴に、ようやったと労ってやれ」
私はややを抱かず、その場を去ろうとした。
信忠「母上、もう戻られるのですか?」
帰蝶「私に乳母でもやれと言うのか?」
信忠「しばらくゆっくりなさっては…」
帰蝶「目を放すと、何を仕出かすか分からぬややがおるで、早々に帰る」
信忠「今度は、何を企んでおいでか?」
帰蝶「天下の、総仕上げと言ったところか」
信忠「近々、召集がかかるいうわけですね」
帰蝶「さぁ…」
ちらりと、
孫を見て、
鈴を見た。
起きる時機を失った鈴の頬に、
一筋の滴が伝った跡が見えた。
涙か汗か、ただの気のせいか。

母子ともに、心も髄も強くあれ

2014-06-21 | 産前修行
ただ今、主人不在、
木曜日からプチ里帰り、
実家でマタニティを満喫中です。

レッスンを終えて、
くはぁ…昼寝して、
休息と安息を堪能。

この至福の一時を、

“ぽろろ、ろんろろん”

ぶち破るスマホの呼び出し音。
私の静寂を奪うのはいっつも、
いっつも、
主人「もしもし、今スカイツリー」
あ、そう。
しかし、
一人登る電波塔ではなかったらしい。
「今度は三人で…」
妊婦「あぁ、出来れば、スカイツリー眺めながらのディナーにして」
主人の誘いを軽く断る。
電波塔にまったく興味が無く、
ツリーやその他の高いモノは、
遠くから眺めるだけで十分満足である。
そういうわけで、
ツーツーツー
通話終了。
再び、実家でリラックス、
マタニティゴールデンタイムに入った。
しかし、必ずゴールデンに邪魔が入る。
実父「んでおんがよ?」
妊婦が実家に戻っちゃダメか?
里帰りしちゃぁいけないのか?
妊婦「…。主人に捨てられたの」
実父「そうか…」
いやいや、ちょっと待て。
そこはツッコミで良い所。
もっとこう、
やんややんやと、
捨てられた経緯を根掘り葉掘り聞いてほしいが、
婿が何をしているかなど、まったく興味が無い。
興味関心、頭の中は己の仕事でいっぱいである。
「おんがだったら、(仕事)持ってくるんだった…」
自分は楽して、他人に仕事をさせる事しか考えてない。
妊婦「あん?」
え…と、
くどいようだが、
私、マタニティ。
もうすぐ九ヶ月。
ほぉれ見てみ、
と言っても、
ブログじゃ見えないが、
この腹…「男の子け?」
と聞かれるほど、
前にせり出して、どデカい。
この腹の中で何が起こっているのか?
“ぼっこん、ぼっこん、ぐにょにょ~”
暇を持て余した娘が悶えているだけである。
こんな体でヨガってるもんだから、
「一人の体じゃないんだから、大事にね」
「無理しられんちゃぁ」
などなど、
皆様からの優しい心遣いと、
心温まる言葉と労いを、
普段以上に受けている。

…が、しかしだ、

実家では如何せん。
妊婦を甘やかしたらあかんと、
父は早速、仕事を持ってくる。
次の日、
魚津の職場に行ったと思ったら、
ぶるるん、とんぼ返り。
と、思いきや、再び、
魚津に戻って行った。
妊婦「で、なにこれ…?」
一階の居間の燭台に、
ちゃっかり、
休息の煙草の残骸と、
ひらりひらり、
数枚の図面が置いてあった。
ぺらりぺらり、
図面を確認。
相変わらず、いい加減な図面である。
実母「アユで、どうかって」
つまり、
仕事の報酬は庄川のアユ。
妊婦「当然、食べ放題、だよね?」
ちなみに、
今日、6月21日庄川のアユ、解禁である。

毎年、川金、と決めているのが、
アユは時価。
この、時価、という表記が怖い。
ついつい、ぱくぱく、
アユを食べ過ぎて、
お会計でびっくり、
ということもある。
ここは、ジジババ力に頼るべきであろう。
去年は忙しく、アユを食べに行けなかった。
ので、今年はこそは…、
パチパチパチ、
クリック、
クリック、
ジージー、
父の帰宅前に、
仕事を終えて、
実父「お♪」
図面を確認。
すかさず、
妊婦「アユ、食べ放題、だよね」
念を押す。
実父「…」
というわけで、
産休取り立て、
七月はアユだ。

マタニティは、カルシウムが優先的に胎児に行く。
歯や骨がもろくなるので、
たんと摂取して来ま~す。

強く逞しい骨と丈夫な歯の娘に育てようと思います。

散華の如く~まるで、サル…~

2014-06-21 | 散華の如く~天下出世の蝶~
鈴の許へ行くと、鈴は眠っていた。
やや子は隣、籠の中で眠っていた。
乳母「御方様、おめでとうございます、男にございます」
帰蝶「うむ」
よう頑張った鈴の頬を撫でてやり、
ハタと気が付いた。
「…で、こんな時に稽古か?」
信忠は、ぐったり。
妻の出産で落ち着かないからか、
稽古で気を紛らせておったのか、
全身、汗でびっしょりであった。
信忠「いえ、その…」
拭っても拭っても、噴き出す珠のような汗。
凛と、涼しい顔で眠る鈴とは対照的である。
帰蝶「もう抱いてやったのか?」
信忠「いえ、まだ…」
帰蝶「あ?」
信忠「いえ、えらく小さいモノだと…」
乳母「クスクス…抱いて下さいませと言っても、抱いて下さいませぬ」
帰蝶「なんと、気の小さい」
こういう所は、殿の正反対。
殿は、おぉ産まれたかぁッ
首の座る前のややを抱いて、
高い、高いするものだから、
乳母姑がややを取り上げる、
そんな場面が見られたが…。
信忠「いえ、その…」触ったら、
ぷにょぷにょ、ぐにょぐにょと
掴み所のない物体を触るようで、
「まるで、サルの子を見ているようで…」

散華の如く~戦の世の、女の運命(さだめ)~

2014-06-20 | 散華の如く~天下出世の蝶~
信忠と松姫が婚約したのは、彼此12、3年前…。
元服し立ての十一と可愛い盛りの七つの結婚は脆かった。
大人と大人の醜い、野望と野望の争いで流れてしまった。
いや、大人が流したはずのこの婚姻、流れはしなかった。
純粋無垢な幼子には傷。
大人の野望が、
“私の妻は一人、松姫のみにございます”
頑固を作った。
甲斐との和睦を待ち、
松姫の輿入れを望み、
とうとう、この年、甲州征伐、
いわゆる、武田征伐が始まる。
甲斐の制圧に勝頼を追い詰め、
一族を滅亡に追い込んだのは、
織田軍総大将の信忠であった。
当然、松姫も…と思われたが、
勝頼の計らいにより、
寺に身を隠していた。
松姫が生きていると知り、
“いずれ、正式に迎え入れたい”
と正室の座は、未だ空席。
松姫への思いを十数年も絶ち切れずにいた。
そんな頑固で、一途な男の側室は、
世継ぎを産むだけの道具に過ぎぬ。
塩川「母子共々、愛されぬ運命(さだめ)…」
この女は、織田という男に惚れていた。
侍女として働くも一向に見初められず、
帰蝶「あの赤鬼を手駒にする苦労も考えよ」
塩川「えぇ確かに。私には、務まりませぬ」
帰蝶「そろそろ、孫の顔…拝みに行くか?」

究極のヨガ

2014-06-18 | 産前修行
今日、8ヶ月健診でした。
エコーで見ても、
妊婦「う~ん…」
よう分からん。
エコーの世界は、
白と黒の世界で、
なんも分からん。

どこどう見たら、
先生「これ頭で…胸…口、パクパクやっているでしょ」
先生なら分かるんだ。
妊婦「あ♪なんか食べてる」
先生「いえ、何もないですから」
羊水飲んでるだけですってば。
ばっくん、ばっくん、
心拍を聞かせてくれて、
「うん、順調ですね、今1533ね」
妊婦「えぇ、ちっちゃぁ~い!」
私がブーたれると、
クールにひと言…、
先生「小さくないです。標準です」
この腹のデカさで、
胎児のこの小ささ、
妊婦「(・・)はい…」
普通のことらしいが、
じゃ、つまりなにか?
後二ヶ月ほど、
母体は辛抱して腹の中で胎児を生育、
1.5倍~2倍のデカさまで鍛錬の日々。

このデカさを耐え抜き、
いざ出産…
ス~…
ポンッと出れば良いが、
実母「あんた、陣痛ってものがあるのよ」
妊婦「ばぁちゃんみたいに30分で出産したい」
母方祖母は、ぽぽぽぽぽぽんッと
「ん?産まれる」と直感して、
自ら病院へ。
そして、
30分後には、
“おんぎゃぁ~”
無事出産。
6人の母となった。
私は祖母の安産パワーにあやかり、
御墓に手を合わせ、
仏壇に手を合わせ、
神棚に手を合わせ、
兎にも角にも、
出産に耐え得る力を付ける。
こうして、毎日毎日ヨガ三昧、スクワットと筋トレをしているのは、
出産の恐怖を耐える精神と、痛みに耐え得る力を付ける事で、
本当は怖い、
痛いの嫌い、
ただのちっこい器の小心モノなのだ。
妊婦「痛いの…いや」
実母「少しは(他人様の)痛みってのを体験しられ」
まったく、この子は。
人の痛みってものが、
まったく分からない。
だめだめ、
痛みは経験しないと。
甘い甘い。
くどくど、
くどくど、
説教が続いて、
妊婦「はぁ…」
結局、母は10月10日間の苦しみ、
出産の痛みを経験して母となり、
母となってからも、
母親になるために、
毎日我慢と鍛錬の日々。
言うことをなんでも利く、
ロボットじゃないんだから、
そりゃそれで手間暇掛かる。

育てるって、育むって、
長い長い修行の道なんだ。

最近よくよく思う事は、
妊娠、出産、母の道は、
究極のヨガ道だなって。

自己を静観し、
他との繋がりを思い、
ヨガ(繋がり、絆)が出来る。

深い道に入り込んだものだ。

ちなみに、
我が家の愛猫は、胎動を感じに来ます。

俺の妹だ、みたいな?

胎動が、気持ち良いのでしょうか?

離れません。

娘に寄り添って寝ます。


散華の如く~鬼と閻魔と、地獄の門~

2014-06-18 | 散華の如く~天下出世の蝶~
塩川「一時の地獄と永劫の地獄…閻魔様にとって気が休まるのはどちらか?と考えますと…」
帰蝶「私閻魔のために、あの赤鬼がせっせと首を獲っているとでも…?」
塩川「鬼の死は即ち、御方様の死。急いでおられるのは、そのためにございましょう」
帰蝶「私はただ、神仏の御許で心休めたい…その一念で、」
塩川「その安らぎのため、鬼は働くのでございます」
帰蝶「平安を求めること、それ自体が罪か」
塩川「世に戦、争いがあるからこそ、真の平安が生まれるのでございます」
“んぎゃ~…んぎゃー”
帰蝶「あ…」
塩川「鈴が、とうとう、真を産んだようにございます」
1580年の夏の終わりに、
孫、三法師は産まれた。
帰蝶「そなたもとうとう、御婆か…」
塩川「…なんとも複雑にございます」
ポンと袋を開けた桔梗の花を見て、
「嬉しいのやら、労しいのやら…。この乱世に生を宿し、しかも、大殿様の御子息」
帰蝶「武田の松姫が輿入れすれば、然様悩みなど消えるであろう」
塩川「…それもまた複雑。そうでございましょう、御方様?」
帰蝶「…」
まったく…こやつは、よくよく人の心を見透かす。
確かにあの頃、複雑であった。
正室の私が不甲斐ないせいで、
信忠は成らずとも良かった嫡男、
家督を継ぐ立場にと立たされた。
その嫡男が今では、正室不在。
世継ぎ、世継ぎと周りが焦り、
お傍仕えに白羽の矢が立った。
塩川「娘が、哀れにございます」
帰蝶「…すまぬ」
塩川「地獄に謝罪は無用かと存じます」

女は強し…

2014-06-16 | 産前修行
大河ドラマ「官兵衛」で、藤巴の家紋が出ましたね。

では、うちは…?

はい、これです。

丸に剣片喰(ケンカタバミ)と言います。
ルーツは徳川家諸大名の酒井氏だそうです。

はて、どんな花がモチーフか?

黄色い花もありましたが、
実家で咲いていたのは、
薄いピンクの花でした。

見た目、可憐、
葉はクローバーのようです。

が、

結構…生命力が強い。

すんごい繁殖力で、一度根付くと、
「絶えない」ということから、
家が絶えない、途絶えないと、
武家の間で好まれたそうです。
五大紋の一つで、
家運隆盛、子孫繁栄の縁起を担いた図案だそうです。

私も、家紋にあやかり、

子宝祈願。
スイカを一玉抱えているようです。

だから、

居場所が、

狭いです。

後二週…、
スイカを抱えながら、
もう少し頑張ります。

墨田の花火という紫陽花です。