ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

鬼が嘲笑った…

2013-12-28 | 日記
最近、クリス・ハートさんの曲をよく耳にします。

実家で、
娘「四月からのプログラムに、クリス・ハートさん、入れたよ」って、
何とはなしに母に伝えました。

すると、

母「来年の事を言えば、鬼が笑う(未来など、予測出来ないのに)…」と、
母は私を嘲笑います。

母のこういう未来予言的な言動は、
特に怖いです、よく当たるので…。

あまり、ぽ…と、人様の事を予見しないでほしいと思うのですが、
何分、悪気のない直観でただのカンなので、すばり、当たります。

さて、来年は、も…少しだけ自分の時間と、
ヨガの時間を持ちたいな…という希望があるのですが、
神様とか、運命とか、宿命とかは、そういう呑気なお願いは、
どうも願い下げのようで、きっと私…テンパるんでしょうね。

さて、大沢野に帰ります。
これから、義母様と餅つきです。
嫁いで初めて年越し、それもまた、楽しみです。

今年一年、ひつじ草の挑戦状、ありがとうございました。
なるべく、なるべく、更新頑張ります。
何卒、よろしくお願い致します。

皆々様、良い年をお迎えくださいませ。

ひつじ草 金田 幸子

散華の如く~気付かぬモノは、さらに悪い~

2013-12-28 | 散華の如く~天下出世の蝶~
西洋の文化は殿の心を強く刺激した。
その進んだ文化を殿にもたらすのは、
宣教師から買った元奴隷のヤスケで、
帰蝶「よほど、ヤスケが気に入ったのでございますね」
この頃には立派、宣教師の通訳を熟していた。
奴隷を通訳に起用する事など、
通常ではあり得ない事だった。
それをいとも容易く成し遂げ、
皆を、特に宣教師を驚かせた。
元奴隷は、その恩義に報いたいと、
それはそれは必死、殿にお仕えし、
殿に忠義忠誠を誓い、殿に尽した。
信長「ヤスケの話は面白い」
帰蝶「…しかし、」
コツン、コツン、と、
硬い甲冑を再び叩いた。
信長「何か?」
帰蝶「また、うつけに戻る、おつもりにございますか?」
気掛かりだった。
誰しもが殿と同じ考え、という訳では、無い。
兎角、殿は人よりも一歩二歩…ならまだしも、
遥か遠い未来を見据えるから付いて行けない。
信長「次代を分からぬモノが悪い。気付かぬモノは、さらに悪い」
帰蝶「悪いのではなく、脅威…恐怖でしかないのでございます」
考えの相違を異端として忌み嫌う。
“あやつ、何を考えいるのか?”
固定観念、しきたり、古き教えが、
一人のうつけに容易覆される恐怖。
「人が、殿と同じように異端に寛容か?といえば、決して、そうではないのです」
信長「誰かがやらねば、先を越される」

メリークリスマス

2013-12-25 | 日記
昨夜、実家の玄関から、
堂々サンタさんが参上。
そして、

クリスマスのプレゼントに、
ぶちゅ~うとキスを強要し、

めっちゃ嫌がられてました。

ちなみにこれ、

主人が描きました。
タルトだそうです。

それとこれ、

主人が編みました。

クリスマスプレゼント…ですが、
本当は、私…誕生日のプレゼントに、
「作ってぇ」と、強請ったものです。

締め切りを一か月伸ばして、
「じゃ、クリスマスのプレゼントね」
って、約束しました。
「赤い革と白い革で…」
って、付け加えて注文しました。

しかし、
妻「これ、練習でしょ?」
夫「いやいや本番本番、これがプレゼント」
妻「何言ってんの?」
色違うし、形も違うし…、

うちのサンタは、練習で作ったブレスを、
プレゼントにすり替えて持ってきました。

そして、
すり替えたプレゼントで満足した主人は、
夫「これ、売れる」
と言います。
妻「…」
どこで売ろうとしているのか、
分かっているので聞きません。
夫「ねぇ、ヨガ教室の…」
妻「私の神聖なヨガ教室を穢すなッ」
絶対ッ!
イヤぁ。
夫「こっそり並べよ」

こういう人です。

少々どころの不満ではなく、
かなり大きな不満が残りますが、
プロポーズから一年経ちました。

早いモノです。


散華の如く~日は落ちる~

2013-12-25 | 散華の如く~天下出世の蝶~
帰蝶「一体…、何の真似にございますか?」
金キラのお面に、赤マント。
バーン、とマントを翻せば、
黒く、ぶ厚い鋼で作られた、
「西洋の甲冑…?」
信長「この度の戦、これで行く」
帰蝶「しかし、これ…」
右人差し指を曲げて、
コツン、コツン、と、
叩いて硬さをみると、
一般、和装具足よりも、重厚に感じる。
盾を胴に巻き付けているようなもので、
「いつものように、先陣切って走れませぬ」
殿は猪突猛進、真っ向勝負型で、
大将の首を獲るか、獲られるか、
勝敗は、それしかないと考える。
しかし、ここで戦の様式を転換。
信長「ここ数年で戦は変わった」
この背景に、鉄砲の伝来がある。
一発撃ち込まれるだけで致命傷。
和装具足では太刀打ち出来ない。
「騎馬で勝つ時代ではない」
どこから飛んでくるか分からぬ弾を防ぐには、
動かぬ戦、駒を打つ戦に変える必要があった。
帰蝶「どれもこれも、御自分で変えたのでございましょう?」
信長「南蛮は、すでに変わっている。後れを取ってはならぬ」
帰蝶「…日ノ本は随分とゆっくりした時を刻んでいたようで」
私たちがのんびりしている間に、
西洋は、先へ先へと進んでいた。
信長「西洋を超える力を持たねば、日は落ちる」

人間と大神と、母と子と。

2013-12-21 | 日記
昨夜、「おおかみこどもの雨と雪」を見て、
ぽろぽろ泣いて、タルトを抱いて寝ました。

一人と一匹、目が覚めたら、

ふぁー…、

今朝、目がぼんぼんでした。

人間と大神と、母と子の物語…感動しました。

なんとなく、タルトと出会った頃を思い出しました。

うちの子が、

迷い込んで来た時、

まるで、雪だった。


もしかしたら、
雪みたいに、もうすでに人間になってるのかな?

ほれ、もうすでに、ただのおじぃちゃんだ…。




散華の如く~黄金の面(マスク)~

2013-12-21 | 散華の如く~天下出世の蝶~
読めない、見えない。
それは、殿も同じで、
何をお考えなのか…。
帰蝶「私、これにて。お二人とも、ごゆるりと…」
早々に話を打ち切り、
「藤吉郎、頼みましたよ」
サルに案内を任せて、
おほほ…と、
扇で口元を隠して、
くるり…背を向け、
見えなくなったら、
「殿ぉッ!殿ぉッ!」
殿の許へと急いだ。
小牧山城には、寺ばかりか、教会もあった。
ヤスケと一緒なら、きっとここであろうと、
きぃと重厚な扉を開けた。
ここは、私も好きな場所で…中央には、まんま様に似たマリア様が居られ、
赤や緑、青に黄色といったステンドグラスの光りに照らされ、実に美しい。
西洋の楽園天国とは、斯様に安らいだ場所であり、美しい所なのであろう。
「殿ぉ、西洋かぶれも、いい加…ゲッ!」
でででででで出たぁ~。赤いマントを羽織った、
なななな南蛮の幽霊が、西洋から渡って来たぁ?
無表情金色の顔の悪魔に、腰を抜かしていると、
コッ、コッ、コッ、
ひやぁ、近付いて来たぁ。
西洋の幽霊に東洋の技が通用するのか知らぬが、
えぇいままよと、悪霊退散の降魔印で対抗した。
すると、
信長「はっはっはっ」
黄金の面(マスク)を外し、笑っていた。

散華の如く~サルの、家来たち~

2013-12-19 | 散華の如く~天下出世の蝶~
本能寺の変…その後、
小堀も、目賀田も、主を明智様から鞍替え、
サルの手足となって、一族の存続を図った。
藤吉郎「御客人も、ささ、どうぞどうぞ、こちらへ」
わざわざ、城を魅せて、
手の内を、敵に見せて、
しかも、
このおしゃべりサルに、
城の案内を任すとは…。
帰蝶「…して、殿は?」
藤吉郎「パードレと、どこかへ行ってしまわれました」
目賀田「パードレ(伴天連)と?」
帰蝶「我が殿は、異国様式も取り入れておりまする故」
未だ、異人や、
異国に対し、宗教に対し、偏見が残る。
ヤスケに会うまで、私もそうであった。
だから、あまり言いたくなかった…が、
目賀田「我が主も、パードレを擁護しておられます」
帰蝶「え?」
目賀田「良いモノは良い、美しいモノは美しい…と」
異文化を取り入れた?
宣教師も受け入れた?
黒人宣教師も…も?
帰蝶「あの、明智様…が?」
殿と同じ考えとは、
俄に信じ難かった。
ただ、この時、
“誰を”また“何を”、
信ずれば良いのか、
全く読めなかった。

散華の如く~聡かった…~

2013-12-18 | 散華の如く~天下出世の蝶~
おやや?、うききっと、
勘の良いサルが目聡い。
近江の風を嗅ぎつけて、
藤吉郎「おぉ、小堀殿ではないかぁ、いやいや、よう来られたぁ」
まるで、自分の居城に客人を招くような言い方で…、
足軽隊から旗持ち、異例出世で天狗になっているか。
小堀「これはこれは、木下殿。清州では世話になり申した」
藤吉郎「またまた遥々、御屋形様の城見学に来られたか?」
小堀「まさか、清州を捨てられるとは…」
敵城、敵城内情視察を、やれやれ終えたと思ったら、
まさかの引っ越し。視察のやり直しである。しかも、
藤吉郎「ここ小牧も数年後には廃城。拠点を美濃に移され…、おっと、」
私の視線に気が付き、おしゃべりをやめた。
帰蝶「…。殿はただ…、山城に興味が湧いた、それだけである」
山一つを城に変えるという偉業を為し得たかっただけ、
美濃金華山を手にしたかっただけと最初は思っていた。
しかし、どうやら、殿の野望はそこで止まらなかった。
藤吉郎「いやいや、御屋形様は言うておられました。どできゃぁ城を、造る…と」
人様の閼伽が付いた城というのは、どうもお気に召さないらしく、
自分色の城を造る、そういう無謀で途方もない野心を持っていた。
小堀「ではいずれ、美濃も、移られる…と?」
この時代、一つの城を拠点に敵城を攻め、城を奪う。
城は国、国は人。これが一般的な、考え方であった。
それを、根本から覆し、新たな城を築くとなれば…、
帰蝶「私には、殿の御考え…解りかねまする」
我関せずが無難と判断し、明智様の密書を、
さ…、サルに覚られないよう、袂に隠した。
目賀田「…」
どうやら、賢いのはサルだけではなく、
この忍びたちも、主君選びに聡かった。

やってみせて、させてみようっ!続き

2013-12-16 | 日記
ぽこぽこっと、
勝手に主人が私のエプロンのぽっけに、
みかんを二個入れます。
あぁ…
妻「私も共犯だ…」
全開の冷蔵庫野菜室から、
ごそごそ…、
「これ…」
白菜と白菜の間から、
キャベツを発見。
「あ、ついでに…」
にんじんも、数本頂きました。

畑に行けば御野菜取り放題ですが、
何分、雪ですので、義母様の冷蔵庫に甘えて、

盗った盗ったで、

二階に戻り、
さ…、
野菜を切って切って切り倒して、

パンパカパンパンパーンッ

ホットプレートの登場です。
ななななんと、優れモノ。
お鍋も出来るんですよ。

と商品の紹介を入れて、と。

ちなみに、私と義父様の誕生日が一日違いで、
HappyなBirthdayのお鍋パーティで大活躍しました。

ほぼ、
私が頑張った鍋パーティです。
こういう所から不満は募って、
妻「ねぇ。少しは手伝って」と言います。
まずはお肉を炒めてッと、
「はい」菜箸を渡してっと、
夫「え?」
妻「私に何かあったらどうするの?」
もし、私が倒れて…
夫「それはない、貴女は強いから」
妻「私が倒れたらどうするの?」
夫「倒れてから…」
下に行けば助けて貰えると信じている次男坊です。
妻「いいからッ」
夫「…」
主人を黙らせ、
今度は、野菜を投入。
どうもまどろっこしいようで、
「ねぇ、麺入れてもいい?まだ?」
兎に角、麺を入れたがります。
妻「まだッ」
お好み焼きをキッチンで焼き、
焼きそばをダイニングで作らせ、
キッチンとダイニングを行ったり来たり。
その間に、布団を敷いて、
洗濯物を取り込んで…、
夫「まだ?」
妻「玉ねぎのシャリシャリが残っているッ!」
シャリシャリ玉ねぎを主人に食わして、
菜箸を主人の手に戻す。
夫「ねぇ、まだ?」
まぁ良いだろうと、
妻「じゃ、次は…」
どっさり、麺を入れる。
すると、麺が多く重く、
夫「疲れた、もうやだ」
と料理を放棄。
妻「分かったわ。じゃ、私の代わりにお好み焼き、焼いて」
夫「…」
よし、黙ったぞ。
こちらのお好み焼き…も、よしよしと思いきや、
「あ、お好み焼きにサンドしてって…」
言ったよね、みたいな確認をしてくる。
って、
馬鹿者ぉ!!
妻「これは、義父様と義母様のッ!」
い、の一番が自分が“当たる”と思っている。
「いい?野菜を強奪しておいて、そのままに頂きます、って出来る!?」
私の、嫁という立場を考えてよ、と
美味しくキャベツ頂きましたぁ♪の、御裾分けです。
ちなみに、
スープの冷めない距離にある二世帯我が家では、
こうして、一階の義母様の手料理が二階へと、
二階の嫁の料理が一階へ、そして、実家母の手料理も運び込まれます。

「あ…」

丁度良く義父様たちが帰って来られた。
ので、
出来立てほやほやの焼きそばお好みを主人に持って行かせて、
今度は、主人のサンド焼です。
これがまたでかい。
それに、重いし、
ひっくり返すの大変だし…。
「って…、」
役目を終えた主人は、
やれやれどっかり座って、
新聞のある記事を読んで、
私に、こう言います。
夫「動き過ぎるのは良くないって…」
キッチンで、カッチンと来ました。
妻「誰?私を動かしているの?」
家事を休ませてくれないのって、
ここの主人じゃね?みたいな目線を、
私の眼力で送ってみました。
すると、
夫「…」
途端に、黙ります。
静かになった所で、
お好み焼きサンド焼きそばが出来ました。
妻「出来たよ」
次は…、
夫「よし、食べるか」
って、ダイニングに着席。
もう食べるスタンバイOK。
って、どいう事?
妻「私のまだよッ!」
こんのおぉ、甘ったれ次男坊やがッ。
「ご飯は?」とか言ったら、
はいはいほいほい出てくると思っとんのかッ!
夫「煩い。出会った頃は、もっと可愛かったのにぃ」
妻「誰が?」
妻を鬼に変えてしまうのでしょう?
往々にして主人の所業が原因です。

結婚して、主人の本性を開けてみて、
げッ!?と思う事、初ちゅう、です。

毎日の家事が大変だって、
少し分かって頂ければ良いのですが、

その後、
私は、主人をマッサージ。

私が甘いのか、
主人が甘ったれなのか…。

先が思いやられます。

チャンチャン。

ちなみに、

実家で、

「俺の子♪」って、


タルトは、私の子じゃぁ!!!





やってみせて、させてみようっ!

2013-12-16 | 日記
主婦に休みという休みは、無い。
先週日曜は、
義兄様夫婦がお越しに成って、
盛り上がっていた。

今週末は?というと、
お歳暮倍返しとまではいかないが、
ぐるり一周お歳暮返しの弾丸ツアーのため、車を走らせていた。

やれやれ…、これでひと段落着いた、と。
食材調達にちょっと離れた某スーパーへ。
ここのスーパー、結構気に入って…、
って、何が私の興味をそそったか?

バーコードレジ打ち体験が出来るのだ。
セルフレジというやつだ。

“いらっしゃいませ”

コンピュータのお姉さんが対応してくれる。

さ、買い物カゴをセットッ。
バーコード読み取り開始だ。

ピッ
ピッ
ピッ

主人が品を渡して、
私が読み込ませる。
妻「…」
終始、夫婦は無言であるが、
夫「結構…楽しそう」
妻「うん」
楽しい。

店員さん気分を味わえるスーパーなんて、
とっても贅沢。

ぴっぴやっているだけで、
ストレス解消になる。

いやぁ、楽しかった。

さ、実家に寄って、
お歳暮返しを届けて、

うらうらして…と、
夕食だ。

一応妻らしく、
妻「ねぇ、今晩何が食べたい」
と聞きます。一応だけです。
夫「なんでも美味しいから」
なんでもいいはずが、
「あ…、やっぱり、焼きそば食べたい」
次の瞬間には、メニューが決まってしまいます。
「お好み焼きサンドで」
え、、と、つまりは、
お好み焼きとお好み焼きの間に、
焼きそばをサンドするというメニューで、
二度も手間の掛かるメニューを言い出す。
妻「え゛ぇ゛」
前回もやったが、
かなりめんどい。
しかも、
「あ…キャベツない、卵買い忘れた」
あぁあ、ダメだダメだ。
出来ない、無理無理ッ。
他のメニューを…と、
思いきや、
夫「盗って来る」
だだだだだぁ、一階に降りて、
義母様不在中に冷蔵庫を探る。
妻「…(あぁ~、義母様ぁ、申し訳ございません)…」
祈るような気持ちで、
盗品を待ちます。
しかし、
恐るべき時が来るのです。

りりりり…

一階から内線が鳴らされ、
夫「降りてきて」と。
妻「えぇ!?」
降りて見て、びっくり。
冷蔵庫を開けっ広げて、
夫「キャベツ、どれ?」
妻「え…」
そういえば、義兄様が言ってたっけ。
「あいつ、自炊したことないから…」と。

したことないなら…、
これは…
やらせるしか、ないッ!

続く…