ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

離さないからね

2016-02-29 | ~ 育児 ~
金曜日、amazonでDVDを注文。
土曜日、届いた。
日曜日、
「おぉ、見たかったんだよ」
DVD上映会となった。

娘そっちのけで、
夫婦でジョージにはまった。

「お母さん、いないのかしら」

淋しそうに、ひとり、ねんねしていた。

だから、
ジャングルに探検をしに来たテッドを、
父と思ったのか?
追いかけて来た。

ぎゅうぅと抱きしめるシーンでは、
「えーん、えーん」
娘がそう言って、
私の顔を、
不思議そうに覗き込んでいた。

「そうだね、えんえんだね」

涙はね、
体が痛いときだけじゃないんだよ。
心がぐっと来たら、
ホロホロホロリと、
出るんだよ。

テッドのセリフを真似て、
「大丈夫。
もう大丈夫だよ、離さないからね、
もう心配ないよ」

と娘をハグして、
感動を教えていた。

ジョージ、ジョージ

2016-02-26 | ~ 育児 ~
1歳半の娘,
今はジョージに夢中である。
あんなに、
アンパンマン、アンパンマン、
だったのに。

家の中でジョージの面影を見つけては、
「ジョージ、ジョージ」と連呼する。

確かに、いい子だよ。
知恵を働かせ賢いし、
素直な、優しい子だ。
友人のため一生懸命、
知恵を絞って、やる。
やること成すこと、
ダイナミックで、
度胸があって、
勇敢だ。
ただ、空回りが多い。
しかし、
空回りも好転し、
最終的には、
ホロッ
と大人の涙を誘い、
Happy-END-だ。

ジョージみたいな優しい子が、
娘のボーイフレンドなら、
とても良い影響を受けるだろう。
と、ジョージを買った。

今や、エンドレス
「ジョージ、ジョージ」だ。

ただね、
「あれは、Monkey …」
おさるさん全て、
「ジョージ、ジョージ」である。

百寿

2016-02-21 | 日記
阪神淡路大震災の翌年、
私は大学2回生となっていた。
帰りは夜9時過ぎ、真面目に、
アルバイトに勤しむ女学生だった。
当時オートロック女子専用アパートに住んでいた。
男子禁制…とはいうものの、
女学生の彼氏及び友人らは、
ロックを解除され、
ひそかに入室許可されていた。

ゴミも前夜から出し放題…
管理人不在のアパート、
所詮野放図である。
ガサガサ…
「…(あ、野良猫)」
ゴミを漁る子猫がいた。
可哀想、とか、
可愛い、とか、
特別深い感情を抱かない冷たい女学生で、
「…(仕方ないよね)」
野良だもん…なんて、思っていた。
自転車を駐輪所に止めて、
ガタン、
鍵を掛けて、
ちらり、
はたと、猫と目が合ったような気がした。
無視無視…、
相変わらず解除されっぱなしのオートロック玄関を開けて、アパートの部屋に入った。

パタンッ

次の日、やはり9時過ぎ、
「げッ」
野良がいた。部屋の前で、
お目々をクリクリさせ、
「入れて」
そんな顔で私を見る。
「ダメなんぜ」
ダメ…の意味すら知りません(-_-)
まぁ、
今日だけ…、
一日だけ…、
のつもりが、

アパートでこっそり飼い始めた。
こっそり、
のつもりが、
にゃ~は、子猫。
こっそりを知らない。

当然だが、
男子禁制の規律は緩和され、
ペット厳禁の戒律は厳格である。
普段不在の管理人から、
アパートの掲示板に【猫禁止】
と張り出され、
やむなく、
父(当時猫嫌い)に頼んで、
家に置いてって哀願した。
野良を小荷物料金で、
サンダーバードに乗せて、
富山へ連れてって、
それから、
「タルトぉ、あんたも年ね」
高い所へ登ろうとして、
ずッ、転けた。
20×5=100
今日で人間年齢で100歳。
もう立派な飼い猫…の域を脱し、
老師か、
仙人である。

「にゃにゃに触らんがッ」

娘に遊ばれ、
尻尾を掴まれても、

「にゃにゃ、わざわざ来んがッ」

娘の前に来る。

人間が好きなのか、
己を人と思っているのか、

「にゃ~、長生きしられ」

またいつか一緒に寝ような。

今は、
ちらり、
娘が寝ている…。

初、魔法の国

2016-02-17 | ~ 育児 ~
今日、娘を連れて、
あすなろの国に行ってきた。
「は?何の国?」
と思うでしょう。
入ればいきなり、
「あすなろの国へようこそ!」
とアナウンスが流れ、
魔法の部屋だか、
魔法グッズだかがいっぱいあって、

まるでナルニア国。

ご存知の方は、
あぁ、
と思うでしょう。
小児歯科です。

なんのせ娘、
危なっかしい歯の磨き方で、
(何度指を噛まれたか…)
アンパンマン歯ブラシも、
噛んで噛みちぎってボロボロだし。
さらに夜中の授乳ありときたから、
虫歯が心配。
で、
検診兼ねフッ素塗布。
ついでに歯磨き講習。

歯磨きの習慣を楽しく出来たら、
良いなと思って…、
魔法に頼ることにしました。
「ほうら、さぁちゃん、魔法だよ」
ウィイイイイ~~ン
しかし、現実的な娘は、
普通に泣いていました。
塗布終了後ケロリ、
オモチャ貰って笑っていました。

にっこり笑ってキラリン、
白い歯って、
良いよね。

謎の生命体

2016-02-15 | ~ 育児 ~
「はいッ」と、
とっても良い返事をする娘。

しかし、

お返事とは裏腹の行動をとる。

「食べモノ、投げないのね」と言うと、
「はいッ」
と良い返事が返ってくるのだが、
次の瞬間、みかんをぶんッ投げる。
そして、
「パパ取ってぇ」
拾わせる。
またある時は、
「お茶ぶーせんがね」と言うと、
「はいッ」と
これまた良い返事が聞かれるのだが、
ぶーと吹き出し、
「あじゃ~、ベチャベチャベチャベチャ」
ベチャベチャを楽しむ。
時には私にぶっかける。

はいッの意味、
分かってないのか?

いや分かっている。
「お乳、どうぞ」
と言うと、
「はいッ」と迷わず乳に吸い付く。

大正解、
意味…分かっているじゃないか。

じゃ、
何故だ?

なんとも我が子は、
謎多き生命体である。