「今日は、良い子だったね」
娘は、いつも良い子なのだが、時おり、気分を害し、愚図る時がある。
娘のせいじゃない。変わり易い秋のお空と娘の心を分かってやれない私…親のせいである。
癇に障ることが無ければ、娘は健やか。夜もぐっすりおねんねしてくれる。
入眠儀式…夜のマッサージと絵本を読み聞かせ…が功を奏してか、普段はあまり愚図らない。
絵本に関しても、ニュアンスだけが伝わるのか、にこぉと笑って、聞いている。
私の声を聞いている内に、うとうとと、
「寝ちゃった…」
夢の世界へ突入する。しばらくすると、夢の世界で何かあったのか?
「にゃ、にゃ、にゃ、ふにゃぁッ」
猫みたいな奇声を上げる。これにはビックリするが、
また、すーすーと寝入る。夢と現実を行ったり来たり、ぼんやり微睡(まどろ)んで…、
チラリと時計を見ると、
「そろそろか…」母乳タイムだ。
時間には正確な子で、二、三時間毎に「ふにぁッ」と声を上げ、覚醒。
お口をちゅちゅと鳴らし、お手手を舐め始めたら、お乳アピールである。
「はいはい」娘のために、惜しみなく胸を晒せる。
そして、上手に、穏やかに、私の乳を吸ってくれる…この上ない喜びである。
当初、母乳の分泌が弱く、苦しんだ。
娘に与えたくとも与えられない苦しみに苛まれ、辛かった。
今では安定して母乳が出る。娘の満足そうな顔にも幸せを感じる。
この母乳の出を維持するために、まず、大好物の節制から始めた。
甘いモノが好きな私であるが、控えている。
「ケーキなんてダメよ、どろぉ~としたお乳であるからね」
母乳育児の先輩にそう聞いてから、恐ろしくて口に出来ない。
今は完全母乳食を心掛けている。根菜を中心としたおかずと、副菜にヒジキなどの海藻類、主食は米である。甘いモノが欲しい時は手作り、米粉蒸しパンなどを作っている。
義母様手作りの野菜、カボチャやサツマイモなどふんだんに入れて、蒸しあげる。
実家では父が男の豪快母乳食、母がじっくりことこと母乳食を煮て迎えてくれる。
家族みんなの助けがあって、私のお乳も、頗る快調である。本当に、ありがとう。
娘は、いつも良い子なのだが、時おり、気分を害し、愚図る時がある。
娘のせいじゃない。変わり易い秋のお空と娘の心を分かってやれない私…親のせいである。
癇に障ることが無ければ、娘は健やか。夜もぐっすりおねんねしてくれる。
入眠儀式…夜のマッサージと絵本を読み聞かせ…が功を奏してか、普段はあまり愚図らない。
絵本に関しても、ニュアンスだけが伝わるのか、にこぉと笑って、聞いている。
私の声を聞いている内に、うとうとと、
「寝ちゃった…」
夢の世界へ突入する。しばらくすると、夢の世界で何かあったのか?
「にゃ、にゃ、にゃ、ふにゃぁッ」
猫みたいな奇声を上げる。これにはビックリするが、
また、すーすーと寝入る。夢と現実を行ったり来たり、ぼんやり微睡(まどろ)んで…、
チラリと時計を見ると、
「そろそろか…」母乳タイムだ。
時間には正確な子で、二、三時間毎に「ふにぁッ」と声を上げ、覚醒。
お口をちゅちゅと鳴らし、お手手を舐め始めたら、お乳アピールである。
「はいはい」娘のために、惜しみなく胸を晒せる。
そして、上手に、穏やかに、私の乳を吸ってくれる…この上ない喜びである。
当初、母乳の分泌が弱く、苦しんだ。
娘に与えたくとも与えられない苦しみに苛まれ、辛かった。
今では安定して母乳が出る。娘の満足そうな顔にも幸せを感じる。
この母乳の出を維持するために、まず、大好物の節制から始めた。
甘いモノが好きな私であるが、控えている。
「ケーキなんてダメよ、どろぉ~としたお乳であるからね」
母乳育児の先輩にそう聞いてから、恐ろしくて口に出来ない。
今は完全母乳食を心掛けている。根菜を中心としたおかずと、副菜にヒジキなどの海藻類、主食は米である。甘いモノが欲しい時は手作り、米粉蒸しパンなどを作っている。
義母様手作りの野菜、カボチャやサツマイモなどふんだんに入れて、蒸しあげる。
実家では父が男の豪快母乳食、母がじっくりことこと母乳食を煮て迎えてくれる。
家族みんなの助けがあって、私のお乳も、頗る快調である。本当に、ありがとう。