ヤブラン
高田郁の『みをつくし料理帖シリーズ』も「天の梯=そらのかけはし」で全十巻完結した。
文庫本を買ってスイス旅行のときに持参したが、やっぱり読めなくて、昨日今日で完読。
若き女料理人澪が、遊女となった幼馴染の野江を才覚で身請けして、江戸から故郷の大阪に帰ったところで完結。
澪の2度目の恋も成就して万々歳。
全てうまく納まりすぎた感がなきにしもあらずだけど、最終巻はドラマチックでとにかく読みやすく楽しめた。
複雑な筋書きは読んでる途中でわけわかめになってくるし、これくらいの小説がちょうどいい。
澪が幸せになってくれてうれしいけど、ファンとしてはその後の大阪暮らしの話の続きも読みたいし、あと1巻特別巻が予定されるみたいだ。
今日のお弁当。
夫が冷凍しておいたモロヘイヤでゴマ和えや、高校時代、母がよく作ってくれた三食ごはん。