
紅梅 大阪城公園 2/3
平日は一応、夫に合わせて起床、休日は私が出勤だったりで、久しぶりに寝坊できた。
今年は大量花粉がやって来る!
思いおこせば、私が発症したのは昭和53年?で、風邪でもないのに、おかしいおかしいで、耳鼻科で「杉花粉症」という診断をもらったときは妙に納得してなんだかホッとした。
それから30余年、よもや、ここまで国民病になるとは…
発症当時に「春はクシャミと共に」とタイトルで新聞投稿したことも。
「杉花粉症?なんやそれ?」まだ、世間に認知されていなかったので、せっせと周りに説明するのも少し得意げであった。
しかし、症状は悲惨で2日でティッシュひと箱消え、特に喉の痛みが耐えがたく、しまいには鼻水ではなくて、蓄膿症のような洟が出て完全に詰まり、目も肌も痒みで腫れる。
15年ほど前から良く効く噴霧剤が出て、それから非常に楽になった。
自分では年取ってから、病状が軽くなったように思うけど、症状は薬で抑えているだけかもしれないし、2年続きで飛散量少なめだったし。
で、耳鼻科で早めの飲み薬をもらいに行った。
ほぼ花粉シーズンしか来院しないけど、待合室の雑誌ラックに「デジタルカメラ」「フォトコンテスト」があり、受付の隅のフォトフレームには京都の庭や花の写真がくるくる変わり、壁にはジョウビタキ♀や花の写真が飾られて…
耳鼻科の先生、カメラやってるんかな。
「今年は花粉多いで」
この先生、耳鼻科なのに、いつもマスク付けないし、ゆっくり気さくに話してくれるので、好きです。
難聴者には医師の腕より、まず話がよく聞き取れる先生がいちばん。
そのあと、いったん、帰宅して、被せが外れたんをはめてもらうため、歯科へ。
11時半予約で、歩いて1分やし、時間ピッタリに行けばいいのに、5分前から夫がガミガミ言う。
「予約時間やろ。なんでそんなにギリギリ行く!時間ルーズや!」って。
ほっといてんか。ここは予約でもいつも15分は待つし、人のことより自分のことちゃんとやってくれい。
トイレの蓋は閉める。食べたもののカスは捨てる。コップは流しに運んでおく。新聞チラシはたたんでおく…etc.
歯科医院では待合室の「週刊文春」を読むのが楽しみなのに、15分で呼ばれてしまった。
今日は冷たい雨がひとしきり降っただけで、オオユキは来なかった。