クガイソウ 六甲高山植物園7/1
母の命日なので実家に行った。
父が「物置を整理したら古い本が出てきたんで捨てていいのか」と。
中学~学生時代の文庫本が50冊残ってた。
これと思うような本は結婚時に持って出ているので、これは、ホンマに要らん本なんやろ。
「夜間飛行」 サン・テクジュベリ
「女の一生」 モーパッサン
「車輪の下」 ヘッセ
「赤と黒」 スタンダール
それほど本好きでもなかったけど、いちおう、世界の名作は読んでたんや。
こんな本も好きだった。
「砂の妖精」 ネスビット
「スは宇宙(スペース)のス」 ブラッドベリ
文庫本は全て百円代の値段が付いていて、茶ばんで汚れてかび臭い。
当然のごとく、ぜーんぶゴミ行きである。
形あるものはみんな朽ち果てていくのね。
記憶は薄れても思い出は色あせない。