梅田スカイビルの里山の麦秋
私の耳がもっと良く聞こえたら、生落語を聴きに行けるのになぁ。
「しゃべれども しゃべれども」はだいぶ前にちょっと評判になった小説(読んでないけど)で、映画はぜひ見たかった。ちょうど、きのうの夕刊に限定日本語字幕付上映の広告が載っていて、急遽大阪市内まで遠征。速攻ひらりんの復活だ。
落語修行中の今昔亭三つ葉の元でひょんなことから3人相手に落語教室が開かれる。
無愛想で笑わずの美人、大阪から引っ越してきてしゃべりでからかわれている小学生、話下手の元野球選手。
それぞれの個性と三つ葉のやり取りが笑えて面白くてほろり。
生意気で元気な大阪弁の小学生が可愛いし、祖母役の八千草香の下町の品の良さががいいなぁ。
2時間弱夢中で見てしまった。
言葉を使ってしゃべることってやっぱり大切なのだ。
しょうもないことはペラペラしゃべれるけど、ここぞというときに自分の言葉が出てこない私も他人事ではない。