ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

愛宕山に登る

2006-04-07 22:31:27 | 花&植物
嵐山渡月橋

昨日とは打って変わって風もなく朝から良いお天気に恵まれた。
ブルブル目覚ましが鳴らなくて、枕もとの時計を見たら7:33!
「7時半やぁ!」と隣の主人を揺さぶり、あわてて朝食用意していると、主人がテレビ見てみぃって言う。
あれ?6:44を表示している。
「こっちはよう寝てたのに、寝ぼけて時計みまちごうたんやろ!」
2階の時計を見に行ったら、やっぱり1時間進んでいた。
今まで1時間進んでいるのもぜんぜん気が付かなかったけど…
早く起きれた分、早く出発できそうなので友だちにメール送って8時半前に家を出た。
結果的にはこれでピッタリだった。じゃないと、下山中にもっと暗くなっていたかもしれない。
ケーブル廃線跡
三条京阪から清滝行きのバスで50分。バスの乗客も数人、清滝で降りたら愛宕山登山する人と道連れになって頂上まで同道して下さった。
長岡京から来ているこの男性、愛宕山300回登ったそうでとても詳しくいろいろ教えてもらった。


ケーブル廃線跡

火の神さんというだけで眺望もない、花もない、また登りたいとは思えない。
私はたぶん、1回で終わりだね。

表参道の途中からわき道に入るコースに連れてもらって、昔のケーブル跡を歩いた。
昭和の初めに作られて、昭和20年頃に廃線。
頂上駅舎は今にも崩れ落ちそうで、80年くらいの時を刻んでいる。




ケーブル廃屋

比叡山遠望

愛宕山からの眺望はほとんどなく、見晴らしのいいところは2箇所くらいしかない。
遠く右手のほう、一番高いのが比叡山。
登っても登っても石段が続いて、最後は足を持ち上げる力も消えうせた。
頂上が寒かろうと、フリースとカイロまで持っていったのに、おにぎりをほおばる背中にあたるお日さまがポカポカ。

愛宕神社石段 愛宕神社
愛宕山頂上は愛宕神社神域になっていて、ここが頂上924mであるという標識もなくご立派な神社がでーんと建っている。
下山は月輪寺登山道を降りてきたのだが、道に迷いそうになるわ、足はガクガクするわ…
誰にも出会わず、磁石や簡単な地図の見方もおぼつかないオバサン2人連れではちょっと心細かった。
林道まで出てきて、ようやくホッとした。
愛宕山の登山道は標識が全くなくて、かなり迷いやすい。

帰りに、バスを降りて、嵐山渡月橋を散策。
山の斜面の桜も逆光でぼんやりしか見えず、人混みと雑踏にクラクラする。
ともかく標高差820mを上り下りして、約13km。
まだまだ歩けるかなと、体力にひと安心できた。
と、喜んでいて、ブログをアップしたとたん、ふくらはぎが痙攣おこしそうになった。お風呂でよくマッサージしとかんと…