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ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

読んだ本「婿どの相逢席」

2024-08-03 13:05:00 | Book


直木賞受賞作家西條奈加の時代小説。
商家の四男坊が跡継ぎのお千瀬に望まれて仕出し屋「逢見屋」に婿に入る。
代々女将が全ての商いを仕切る慣いがあり、お飾りの婿は暇を持て余すが、頼りなくも優しい鈴之助は失われた家族の間を取り持つことになり…
これといった大きな波乱もなく、わりと淡々と話は進むが、結末は大円団、ハッピーエンドで終わって、うるっときて、すっきり気持ちがいい。
季節の仕出し弁当のお料理やお菓子も美味しそう。


読んだ本「朽ちないサクラ」

2024-08-01 14:06:00 | Book

本日返却日、残り40ページを図書館で、眼鏡を忘れたので目をショボショボさせて読了した。
仮称、東北のとある県というのは山形県かな。
米崎市というのは米沢市だろうな。
ひと昔前のオウム真理教やアレフを思い浮かべる設定が既視感あり、中盤まではすごく面白かったけど、何もかも「サクラ」のせいにしてしまうのはお手軽過ぎて、犯人がわかってからは、なんか興醒め。
最近、ワイドドラマやサスペンス、刑事物も、なんか最後がこれでは報われないやんなぁで終わるケースが多いけど、小説の原作もそんな成り行きで、これからどうするんやろ、どうなるんやろと気になる。
事件解決して、これでスッキリーとはなかなかいかないわけで。
まあ、現実社会もそんなもんで、残されたものはそれでも生きていくしかないわけで。
これ、6月に映画公開されているのね。
主人公の警察事務職員のキャストは杉原花。
映画のほうが面白かったかも。

読んだ本「存在のすべてを」

2024-07-26 21:40:00 | Book


ハードカバー464ページ、頑張りました。
1991年、神奈川県(警察絡みのドラマや小説は神奈川県警が多いな)2件の誘拐事件が起こる。
2件目の4歳の子どもはネグレクトされた子ども(祖父が裕福)で、身代金受渡しに失敗、3年間行方不明のあと、真っ当に育って祖父母宅に帰ってきた。
そして有名な写実画家となる。
30年の時系列が度々前後するし、刑事に新聞記者に画廊経営者に絵画収集者に、画廊の娘に…
登場人物多すぎて、混乱する。
その時々の社会的時事話題もいろいろ。
美術界の内情にもメス?
舞台も東京、滋賀、北海道と目まぐるしい。九州も出てきました。
滋賀の高島も羊蹄山麓のふきだし公園も知ってる場所だけど。
幼い少年が育ての父母と過ごした日々、別れの時が迫って、泣けます。
その割には最終章がたった20ページでなんだかあっけなく、結局のところどうなったん?どうなるん?
読み終えた!という達成感はあります。


読んだ本「青瓜不動 三島屋変調百物語九」

2024-07-20 15:15:00 | Book

袋物屋三島屋の黒白の間で、当主の弟の富次郎が聞き役で始まる世にも不思議なおどろおどろしい物語の数々。
前巻は大仰な化け物が出てくるばかりで、ついていけなかったが、九巻目の4話は恐ろしさはほどほどに暖かめの話ですんなり読めました。
それにしても宮部みゆきは文章も筋立てもホントに上手いよな。
暑くてエアコン部屋閉じこもり、夏はお出かけも少なく、携帯データ利用量が減り、本も読める。

読んだ本「ライチョウ、翔んだ」

2024-07-17 12:54:05 | Book

「神の鳥」ともいわれているライチョウ=雷鳥。
標高2500m以上の高山のハイマツ帯に棲み、人を恐れず、でもめったにお目にかかれない貴重な鳥。

中央アルプス(木曽駒ケ岳周辺)に再びライチョウを生息させるという、NHKテレビのドキュメンタリーを見ていたので、読みたかったのです。図書館で借りてしばらく中断していたが、読了。

テレビでは詳しい経過はわからなくて、いいとこどり映え撮りみたいな感じだったけど、自然を元に戻すというのは、関係各所の協力の下、誰に何を言われようと諦めずにとことん突き詰めてしつこく地道にやるしかないのね。

ライチョウのこととなると関係者やスタッフに怒鳴り散らす学者バカみたいな中村先生、この作戦を最後まで見届けたいと異動辞令を蹴って、朝日新聞社を早期退職までして地元に残った著者の近藤さん。

たった一羽で乗鞍から山伝いに木曽駒ケ岳までやってきて棲み着いた飛来メスに(当然、卵を産んでも無精卵で繁殖はできない)よそで産んだ有精卵を托卵させたり。

ライチョウは産まれて1ヶ月間のヒナの間の死亡率(天敵や寒さ)が高い。
乗鞍で、ひなの間は大型ケージに保護して数を増やしたり、動物園に繁殖を依頼して、中央アルプスに移送するという作戦は2023年に一応成功、今後の経過も気になるところです。

確か、2012年の立山ではライチョウ親子の写真撮ったなぁと、改めて、ライチョウの良さを振り返っています。


読んだ本「我拶もん」

2024-07-05 16:29:00 | Book


2023年すばる新人賞受賞作品。
大名や武家の偉いさんを乗せる花形駕籠かき(陸尺)の桐生は、巻き込まれた諍いで肩を負傷して、江戸の大水にものまれる。
深川芸者と別れて、さる武家屋敷に拾われて少しずつ再生していく。
芸者の粧花の物言いや、家来の小弥太とのやり取りなど、なんか「髪結い伊佐次」と似ていて、そのわりにもおもしろなかった。
続きがありそうな展開だけど、売れるかな、これ。


読んだ本「あきない世傳金と銀幾世の鈴特別巻下」

2024-06-05 20:34:00 | Book

いよいよ最終話。
姉の幸への妬みで根性悪になっていた妹の結は悪巧みのせいで夫婦共に江戸を追われ、生まれ故郷に近い播磨の国でしがない宿屋業を営んでいる。
あれだけ性格悪かったのに、あっという間に真人間になり昔の結に戻ってしまった。
今後の番外編で姉妹再会のシーンはあるやろうか。
気になるところです。


読んだ本「木挽町のあた討ち」「祖母姫…」

2024-05-27 11:22:07 | Book
「木挽町のあだ討ち」
そんなに分厚い本ではないけど、改行が少なく、昨今のスカスカ本と違って、ぎっしり長編感あり。
前半はグダグダ饒舌文章に時間かかったけど、後半はぐいぐい読めて面白かった。
木挽町の芝居小屋「森田座」で働く訳ありの木戸案内人、戯作者、楽屋の繕い人女形、小道具作り職人に、殺陣指導浪人。
そこに武士道を掲げて、美少年藩士が仇討ちにやってくる。
直木賞に山本周五郎賞受賞、そりゃ読みでがあるはず、の文章に、最後はこう来たか!の展開。
 
 
少し前に読んだ本
内容は30年以上?前の、お洒落でお金持ちの高齢の祖母と行くロンドン見て歩記。
高級ホテル(リッツ?)に泊まり、専属バトラーさんと心温まるふれあいなど、インターネットもなかった古き良き時代の旅。
同じ頃1994年に初めての海外旅でロンドンに行ったことのある私には街の雰囲気がなんか懐かしかった。
イヤイヤ、安宿だったし、2回目もツアーだったし。
これは雲の上の階層のお話です。

読んだ本「じい散歩」

2024-05-13 16:02:00 | Book


夫婦共に後期高齢者後半、妻は認知症気味、独身訳あり息子が3人。
それだけでめげそうになる家族だけど、何事にも前向きなじいさんが、今日も元気に散歩に出る。
建物巡りに、美味しいコーヒーやランチの店、妻への菓子土産も忘れない。
歩くこと、食べることが健康の基なのだ。
芥川賞作家でもこんなに軽めの小説が書けるのね。
面白くってほぼイッキ読み。


今月の本

2024-04-29 16:10:00 | Book

ネモフィラ

家のバラがポツポツ咲いてきたけど、今夜からまた雨、気が滅入る。


満開のカクテルとデスデモーナ
NHK趣味の園芸、今年も5月号だけ買いました。
バラ特集だから、パラパラめくるだけで楽しい。
たとえ、内容が去年のんと似たようなものであっても。どうせ忘れてるし(笑)
他に本屋大賞1位の「成瀬は天下を取りにいく」も購入。

特性ブックカバー掛け
わぁ!ミシガンやん!

Tシャツにワンポイントしたいなぁと、あと1冊、刺繍の本も。
たまには本屋さん貢献しなきゃね。