goo blog サービス終了のお知らせ 

ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

北海道車旅3利尻島

2019-06-17 14:08:01 | 2019北海道車旅
2019/5/29~6/8北海道
6/1 雨のち曇り一時晴れ

利尻島仙法師御崎

朝、5時半起床。朝食無しで6時過ぎに出発。
利尻礼文島へ渡るフェリーの車載料金がバカ高いので、車は稚内に留め置きしておく。
ホテルから見えた無料の市営駐車場に止めて、礼文島での1泊分の手荷物だけ入れたザックを背負って、徒歩15分ほどのフェリーターミナルへ。
ちなみにフェリーターミナル内の駐車料金は1日千円。
雨がよく降っている。
夫に折りたたみ傘は?と聞いたら、持ってきたはずが…と頼りない。
幸い、私が、折り畳みの雨傘と折り畳みの晴雨兼用傘を持ってきたので、雨傘を貸します。
港までもくもくと歩いていく。

雨の稚内フェリーターミナル


今日の天気は期待できない


雨の稚内港を7:15出港
1等ラウンジ席でゆったり船旅
って乗船時間1時間40分だけど


ノシャップ岬を通過、少し青空が覗く


利尻島が近づいてきた


鴛泊(おしどまり)港に着きました



良い天気になったけど…

ここで定期観光バス(約3時間)に乗り込み、9:25に出発。
フェリーの時間に合わせてあるんだろうね。
定期観光バスは短い時間内で効率よく回ってくれる。

バス車内の手書きポスター

前から2列目の席に座ったので、バスガイドさんの話もよく聞こえて楽しめた。
やっぱり、口元が見えないと聞き取りにくいし。

姫沼園地

吊り橋を渡って周囲1kmの沼を1周20分


チラチラと木漏れ日が気持ち良い

ミヤマオダマキ



白いノビネチドリ
その他、マイヅルソウやヒトリシズカなど

見えそうで見えない利尻山の頂

これが精いっぱいに見えた

再びバスに乗って有名なオタトマリ沼へ

眺望ゼロ!なので何もおもしろない(笑)
撮った写真も4枚だけ。
ここは去年、前天皇両陛下がお見えになって、柵やベンチが新装されたそうだ。

晴れてたらこんな感じ


売店の植え込みでスズラン


余り時間でホタテとつぶ貝賞味

仙法師御崎公園へ

海は晴れ渡り


カモメも飛ぶ




天然プールで泳ぐアシカ2匹
毎年夏シーズンだけ稚内水族館からレンタル




晴れたらこんな感じにドーンと利尻山


すそ野も見えない


近くの昆布工場の荷台の昆布の束


利尻町立博物館を見学


車窓見学の寝熊の岩

人面岩


リシリヒナゲシを模した街灯

地元の花などをデザインした街灯が北海道いたるところにあったが、これってけっこうお金かかるかと思う。
何か国庫の補助でもあるんだろうか。 

礼文島に渡るフェリーがやってきます。 
フェリーの出発13:05まで25分ほどあるので、ターミナルの食堂で何か昼食を食べようと入ったものの、短い時間でできるものはないとのことで、お弁当だけ買ってすぐに店を出た。

鴛泊フェリーターミナル待合所

ここでしばらく待っていたら、先ほどの食堂の人が「携帯忘れてました」と届けてくれた。
ワッ!私の携帯!
「ありがとうございました」
「ああ、間に合って見つかってよかった」とお店のおばさんもホッと。
私もホッとホッとホッと、胸なでおろし。
利尻島から礼文島に渡ってしまうので、ちょっとタクシーで取りに行くというわけにもいかないし。
お客さんの顔を憶えてくれてた「丸善」さん本当にありがとうございました。
このドジがあったので、以後、夫の大ドジにはキツイことも言えずに。
結局、眺望がイマイチだった利尻島だったけど、おおまかなイメージはつきました。
次は礼文島へ。忙しい。

フェリーの中でちらし寿司弁当を


利尻島が遠ざかっていく

携帯忘れに落ち込んで、口数少なく、2等室のカーペットでふて寝。
寝ている間は、人工内耳のスイッチをオフにしてたら、礼文島に着いたとき気付かず、夫にヤイヤイと起こされた。

1新日本海フェリー 2サロベツ原野 3利尻島
4礼文島 5礼文島 6宗谷岬 7オホーツク沿岸
8摩周・糠平湖 9大雪森のガーデン・上野ファーム
10青い池 11美瑛の丘 12風のガーデン 13札幌

北海道車旅2サロベツ原野

2019-06-16 21:49:01 | 2019北海道車旅
2019/5/29~6/8北海道

エゾカンゾウ(ニッコウキスゲともいう)

5/31 曇り

ホテルの朝食はしっかり食べます

7時15分に札幌を出発、道央自動車道を通って、滝川から留萌へ抜けて、日本海沿いに稚内まで国道232号線を北へ北へ300㎞超。

暑寒別山の残雪


小平町の道の駅「おびら鰊番屋」

明治35年ごろのに建てられた鰊番屋を、昭和46年に移築して開設された。


何十人ものヤン衆が寝起きして鰊を獲っていたので広い
昔の漁の道具や生活用品など展示されている

身欠きにしんの説明もあった

親方の住居部分のおくの間の金庫

珍しい「金唐和紙」技法の襖
欧州の壁紙の型押皮革を和紙で作ったもの
張られた金箔が剥げている


日本海の風を受けて発電風車が次から次へ


道の駅「てしお」で塩ラーメン
ラーメンなんてひっさしぶり

少し走ると道の駅があるので、休憩やトイレには困らないが、どこもひっそりしている。
都会近郊の道の駅は農産物販売など、大賑わいだけどね。

天塩川歴史資料館 素通りですが


利尻山が見えてうれしい
前に来たときはほとんど見えなかったし


何の建物?水門みたいだ



おばあさんが野蒜?採っていました


延々と海沿いの道を飛ばしていく

左側は日本海、右側は何もない荒野。
遠くに山も見えず、これぞ北海道の景色、サロベツ原野に入ってきた。
この辺りは列車で通っことはあるが、この地に立つのは初めてだ。


天塩の「オトンルイ風力発電所」


高さ100メートルの風車が3.1キロ。続いている。
圧倒的に大きい!高い!長い!多い!
青空ならもっと見栄えするのに。

車を降りてうろうろしていて見つけたたった1本
「エゾスカシユリ」ここだけしか見れなかった


利尻山が間近に



北緯45度線<を超えました
自宅は北緯34.5度
はるばる来たぜ サロベツ~


トラックが来るとアメリカっぽい画



エゾカンゾウはところどころ咲き始め



利尻山が大きく迫ってくる


利尻礼文サロベツ国立公園
幌延ビジターセンター

木道が敷かれた湿原をぐるりと回ります
管理人のおじさん以外誰も居ない(笑)



ツマトリソウ

ホロムイイチゴ



「ヤチマナコ」沼の中にある深い穴

棒を差し込むと3m近くずぶずぶと


展望台から


車で少し移動したパンケ沼(水が泥色)
さらに誰も居ない、何もない

この辺りは延々の荒野というか、夏になれば、パラパラと花が咲きそうな原野が続いている。
カーナビのマップコードで「サロベツ原生花園ビジターセンター」にたどり着いたはずなのに何もない。

ポツン!とサロベツ原生花園のバス停

少し離れたところの大き目の案内板に説明があった。
かつて、ここはサロベツ原生花園の湿原の中心で、木道や案内建物などがあり、大勢の観光客が来たが、湿原が乾燥化と笹に浸食されたため、木道などすべての人工物を撤去した。
現在は湿原復元のため、一切立ち入り禁止になっている等。
車で待機していた夫に説明、何もないなら、見るところもないし、稚内へ行こうと、走り始めて10分。
「サロベツ湿原のホームページにはりっぱなビジターセンターの写真も、湿原の案内も載ってたのに、まったく何もないのはおかしい」と夫。
それで、スマホで調べると確かに真新しいビジターセンターは現存するし、そのままグーグルマップの目的地に設定したら、Uターンの表示が出る。
「そういえば、さっき、サロベツ原生花園のバス停に来るまでにこんな建物があったような…」と私。
「それなら、早よ言えよ」「そのビジターセンターをカーナビの目的地にしたんやろ」
とか、お互いに責任をなすりつけたりしながら、目的のビジターセンターに到着。
やっぱり、さっきここの前の道通った。
お互い、ぜんぜん道路側の「←ビジターセンター」の標識を見てないのだ。

2011年にできたりっぱなサロベツ湿原センター


ベンチ周りのデージー

イギリスを思い出させる

センターの向こう側に木道の敷かれた広い湿原がある。

それでも木道を歩いている人はパラパラ。
時期が早くて花もほとんど咲いていないし。

タテヤマリンドウ

ミツガシワ


あとひと月もすれば
エゾカンゾウが咲き乱れる


ハクサンチドリ

バイケイソウ つぼみ



コーヒーと「いももち」で一服
雨がパラパラと

ビジターセンターのウェブサイトのマップコードが古いままの旧原生花園(バス停のところ)になっているのが原因ではなかろうかというのが結論。
1時間ほど走って、稚内へ向かう。
途中、抜海駅の道順について、また、ヤイヤイとひともめ。
前回もどんよりのお天気だったので、なんかしら、稚内の町って寂れて暗ーいイメージがある。

宗谷半島の西側の角部分のノシャップ岬

中国人観光客がどさっと

東側の宗谷岬とは40kmも離れているのだ。

稚内ドーミーイン部屋の窓から
旧ANAホテルが正面に見える
手前が無料の市営駐車場

夕食は絶対、お寿司を食べよう!

稚内の「竹ちゃん」

ホテルと同じ並びなのに、逆方向に曲がってしまい、グーグルマップ取り出す方向音痴。
1周回って美味しいお寿司をいただきました。

1新日本海フェリー 2サロベツ原野 3利尻島
4礼文島 5礼文島 6宗谷岬 7オホーツク沿岸
8摩周・糠平湖 9大雪森のガーデン・上野ファーム
10青い池 11美瑛の丘 12風のガーデン 13札幌

北海道車旅1 新日本海フェリー

2019-06-12 22:33:02 | 2019北海道車旅

2019/5/29~6/8
夏の北海道は2015年にガーデン8ヶ所の弾丸旅行はしたが、長期のドライブ旅はおよそ10年ぶり。
「レブンアツモリソウ」を見に行こうということでこの時期になった。

夫は半年も前から?このような計画表を10枚くらい作成して、私の口のはさむ箇所ゼロ。
お任せで連れていってもらえるのは楽ちんではあるが、特別にここに行きたい!というほどの場所もなく、「大雪森のガーデンと上野ファーム、風のガーデンは入れといて」と要望しといた。
以前は隣に義両親も居たので、留守の心配はなかったが、今回、鉢植えの水やりがいちばんの気がかりで。
多忙の娘夫婦が1度だけ留守宅を覗きに来てくれただけでもありがたい。
それに、高齢者事故が頻発の今、古希になった夫の運転が不安、それもプリウス(笑)
北海道の天気予報もパッとしない。
等々、出発前は頭痛に食欲不振、不眠で体調最悪だった。
まあ、車は荷物はいくらでも積んでいけるのが強みである。
予定通り、5/29の夜8時半に出発。
しかし、助手席の私自身が夜の走行が怖くて仕方ない。
京都縦貫道に入ったら「園部から天橋立まで工事中通行止め」と表示が出ているのに、なんとも思わず危機感ゼロ。
うちらは舞鶴行くから関係ないとばかりに。
そのまま走り続けていると、案の定、通行止めに行き当たり、園部ICで高速道路から降ろされて国道へ。
え?え?ええーっ!
地道をちんたら走って舞鶴の新日本海フェリーターミナルまで時間間に合うん?
カーナビ(10年間更新なしの)は高速に入れと指示するし、スマホのグーグルマップの有料道路を使わないチェックの外し方がわからない!
2人で大パニック。
真っ暗で今、走っている道がわからない。
夫はフェリーは11時半出航で30分前には着いてないとアカンという。
何度か人に聞いても、行ったり戻ったり、道も間違って、このままだとフェリーに乗れない!
落ち着かなきゃ、ここで慌てたら事故る。
グーグルマップの有料道路を使わないに設定して、ようやく、ルートの目途がたったものの、到着予定時間は11時15分だって。
ここで改めてフェリーの時刻表を見たら、出航は11:50やん。
これなら、何とか間に合いそう。
夫はうろ覚えなんか、サバ読み過ぎて間違った時間を憶えていたのか、まったく人騒がせである。
結局、半分青い顔して、冷や冷やしながら、ターミナルに10:55に到着。
急いで乗船手続きしたら、すでに乗客は乗り込み中。

深夜の舞鶴港「アカシア号」

何とか、船室に落ち着いて、ようやく息がつけたんである。
うーん、前途多難だ。

ステートB船室 ツイン
洗面テレビロッカー付き


すでに日を超えているので、そのまま就寝。
揺れはしないけど、エンジンの振動がけっこう大きい。
5/30 朝食も昼食も持参のパンとドリップコーヒーパックや果物で済ませた。
動かないのでお腹が減らない。

空いているので広々のプロムナード


この辺りを航行中


夫と私の2枚、お楽しみクイズラリーに応募したら、オッホッホ!
50人くらいのの中から3名、見事に私が当選。
これで、昨夜の悪運を帳消し!
(と思っていたが、後半、さらに大きなアクシデントに遭遇)
バター飴の入った紙製フェリーをチョイス。
孫のきょーちゃんにあげよう。


小樽発新潟行きのラベンダー号とすれ違う

船内の大きなゆっくりお風呂に入ったり、タブレットにダウンロードした園芸雑誌を読んだり。

北海道積丹半島のろうそく岩
白黒の神威岬灯台も見える


東に残雪の山


日本海に日が沈んでいく


グリルで予約のできる豪華なディナーもあるが
つつましく船内レストランでチョイス夕食

21時間かかって、5/30の20:45に小樽港に入港。
そのあと、札幌のホテルに直行した。
スマホのグーグルマップの有料道路を使わないチェックを戻すのを忘れていて、しばらく、国道を走ってしまい、さらに15分ほどのロス。
ようやく、夜遅くに札幌市白石区のルートインホテルにチェックイン。
翌日から長距離ルートが始まる。

1新日本海フェリー 2サロベツ原野 3利尻島
4礼文島 5礼文島 6宗谷岬 7オホーツク沿岸
8摩周・糠平湖 9大雪森のガーデン・上野ファーム
10青い池 11美瑛の丘 12風のガーデン 13札幌