日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「わびつつ歩む」1首

2020年04月27日 | 日記
 夕方から雨になり、とくに木立の深いあたりは、暗くなりました。遊歩道も、人にほとんど行き会いません。寒さと暗さで、あの人、この人にしたことが、つぎつぎに思い出され、心の中で謝りながら、雨の森を歩きました。

雨の森を わびつつ歩む 
人にせし さまざまのこと 思ひ出されて

(雨の森で、あの人、この人にしたことが、つぎつぎに思い出され、心の中で謝り歩きながら、歩きました)

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