日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「朝焼けの」1首

2024年08月28日 | 日記
 今朝、夜明けすぐのころに目が覚めると、寝室の窓から見える一面の曇り空が、赤みを帯びていました。晴れた日の青空の硬さと違って、柔らかく膨らんだ雲は、掛布団のように、地表を覆っています。

ほの赤く 目覚めを覆ふ
朝焼けの 柔らかき雲
寝屋に膨らむ
 
(夜明けすぐのころ、目覚めると、一面の曇り空が赤みを帯びて膨らみ、地上を柔らかく覆っています)
ほの赤く 寝屋に膨らむ 朝焼けの 目覚めを覆ふ 柔らかき雲

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