日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「まぶたの重き」推敲

2023年01月15日 | 日記
 数日前、白壁に夕日の当たっている情景を詠みましたが、その後、何度か同じ道を通っているうち、赤い夕焼けに染まっているときと、まだ白々とした時間とでは、雰囲気が異なるのを痛感しました。

 あの時は、白壁が赤く染まっていましたので、推敲します。

白壁の 赤き入日に 静まりて まぶたの重き
仏のごとく

(白い壁に赤い夕日が当たり、あたりは静まり返って、目を半ば閉じた仏眼が見る世界のようです)

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