こいとフラフ
幟、こい、フラフのフルバージョン
今日は、こどもの日ですが、天候がよくありません。
天候がよければ、あちらこちらでこいのぼりが見られるはずです。
いつ頃から、こいのぼりを揚げるかというと、早い場合は、4月の上旬の、たいていは、大安の日に揚げます。
下ろすのは、5月の下旬の、たいていの場合は、大安の日です。
男の子が6歳になるまで、こいのぼりを揚げて、6歳の、最後の年には、『建てあげ』の祝いをします。
少子高齢化の時代では、こいのぼりの数が急激に少なくなっています。
こいのぼりというくらいですから、通常は、こいのぼりを揚げるのですが、高知県東部では、こいといっしょに、『フラフ』も揚げます。
フラフというのは、英語の“Flag”のことだと思われます。
高知県民には、“フラッグ”が『フラフ』と聞えたのだと思います。
『フラフ』は、もともと、こいといっしょに揚げていたのではなくて、漁船の大漁旗です。
船を新しく造って、進水するときには、大漁旗を立てて海上を走ります。
イベントの時にも、大漁旗を立てて海上を走ることがあります。
船を造ると、親戚筋からは、お祝いに大漁旗を贈る習慣もあるようです。
フラフは大きいものでは、横が7m、縦が4mです。
フラフとこいの2点セットが多く見られるのですが、それに加えて、幟も揚げます。
こいとフラフと幟の3点セットが高知県東部の『こいのぼり』のフルバージョンです。
しかし、3点セットを揚げるには、場所も必要ですし、費用もかかります。
室戸市界隈では、フラフと、こいの2点セットが多く見られます。
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