きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

七夕

2008年07月07日 12時22分08秒 | 日常

今日は、『七夕』です。

天気もよくて、織姫と彦星は、年に一度の逢瀬を楽しむことができると思います。

七夕の習慣は、古くて、奈良時代から始まったと言われています。

本来は、旧暦の7月7日に行われていた行事です。

『七夕』は、7日の夕方ということから、“しちせき”とも呼ばれていました。

古くは、『棚機』(たなばた)と表記されていたようです。『棚機』というのは、古来、日本で行われていた、行事に由来します。

七夕の時期は、雨が多く、水害などの被害が起こるので、収穫の無事を祈るために、棚機女(たなばたつめ)という巫女が棚の上に設けられた機屋で、『棚機』(たなばた)と呼ばれる機織り機で先祖に捧げる布を織り上げて、神の降臨を待つという、いうなれば、禊の行事がありました。

そういう行事から、『七夕』を“たなばた”と呼ぶようになったのだと思われます。 

現在では、七夕の短冊にはいろいろな願い事を書いてもいいことになっているのですが、もともとは、機織の技術が向上するようにとか、芸事、習い事がうまくなりますようにとかの願い事を書いたということです。

笹の葉の短冊に願い事を書いたのは、思い返すと、保育園児の頃でした。

どんな願い事を書いたのか、今ではすっかり忘れています。

室戸市では、七夕の飾りつけはどこにも見当たりません。吉良川の町並みに七夕の飾りつけをして、夜は浴衣姿で歩いてほしいものです。





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