そうなんだ。

外国語で知ったこと。

アレルギー   ドイツ語

2012-02-29 13:00:00 | 語学
今年は閏(うるう)年。 今日は閏日。
人生の75パーセントは、 本日が3月1日です。
「おい。 まだ2月だよ。」
出番の少ない閏日が、 意地の自己主張で雪を降らせたのでしょうか。
今週から春。 という上昇気分を見事に足止めしました。

しかし、私の鼻は何日か前から春の訪れを告げています。

20代後半で花粉アレルギーを発症しました。  当時は苦しみましたが、
年を重ねるごとに、 対処の仕方がよくなったのか、 または、
加齢による反応の鈍さからなのか、 少しずつ楽になっています。

アレルギーはドイツ語です。

「allergie」(アレルギー)・・・アレルギー

因みに英語での発音は

「allergy」(アレジー)・・・アレルギー

アレルギー症状を引き起こす原因となるものを、 「アレル源」 と
漢字交じりで表現してあります。 これは英語の 「アレルゲン」らしいです。

「allergen」

発音の似ているドイツ語の 「アレルギエン」 は 単に「アレルギー」 
の複数形です。

「allergien」(アレルギーエン)・・・アレルギーの複数形

こんがらがって来ました。
まぁ、 医学用語はドイツ語が多いと言うことで・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドッペルゲンガー   ドイツ語

2012-02-28 13:00:00 | 語学

昨日の「デジャブ」 に続き、 それなんだっけ?  の単語は、
「ドッペルゲンガー」 です。

世の中には自分に似た人が、 3人いると言われています。
本当かどうかは知りませんが・・・。

調べていて、 ちょっと怖くなってきました。
オカルト的な話、 沢山あります。

中でも、 その自分とそっくりな人に会ってしまうと、 命を落とす
と言う話が、 まことしやかに伝わっているようです。

ドッペルゲンガーはドイツ語です。

「doppelganger」(ドッペルゲンガー)
・・・《見間違うほど》 よく似た人 ・ 生き写し

今まで、 自分とそっくりな人に会ったこともないし、
「似ていて間違えたよ」 という友人からの報告も聞いたことはありません。

ドイツ語の単語には男女性別があり、 女性の似た人は
「doppelgangerin」(ドッペルゲンゲリン)

蛇足ですが、 
ドイツ語で労働者はアルバイター、 女性労働者はアルバイテリンです。

自己像幻視は脳機能の低下によるものという説もあります。

自分のドッペルゲンゲリンを見たら、 霊的なものを怖がるより、 
まず、 病院に行って、 脳の状態を調べてもらおうと思いました。

どちらしても怖いので、 会いませんように・・・。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

デジャブ   フランス語

2012-02-27 13:00:00 | 語学
デジャブ・・・。 聞いたことあるけど、 なんだっけ?
これはデジャブではなく、 単に物覚えが悪いか、 物忘れですね。

フランス語です。

「déjà」(デジャ)・・・すでに ・ 以前に
「vu」(ヴュ)・・・見る(voir)の過去分詞

実際には一度も体験したことがないはずなのに、 すでにどこかで
体験したように感じることです。 いつ、 どこでかは思い出せません。
かなり多くの人が体験したことが、 あるらしいですよ。

私もあります。 初めてのはずの場所で見た風景。 「絶対見たことがある。」
しかし、 結局思い出せませんでした。
これこそ、 デジャブ。 思い出せずにモヤモヤするのも特徴だそうです。

前世に見た記憶が残っているのか、 幽体離脱でもしたのか、 
はたまた、 単なる思い込みなのか・・・。 不思議ですよねぇ。

日本語訳では、 「既視体験」 と言います。
オカルトっぽい響きじゃありませんか。

英語では、 「already seen」(オールレディ スィーン)
少々気軽に聞こえます。

フランス語の “デジャブ” が、 どういう意味かよくわからなくて、 
いいですね。

この先、 このような体験をしたら、 
「やだ私、 今、 デジャブ中よ。」
と周りの人に知らせましょう。 モヤモヤ感を分かち合えます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千夜一夜物語   日本語

2012-02-24 13:00:00 | 語学
1000年前の事。
一条天皇には定子(ていし)という名の妻がいました。 彼女の優秀な側近が
才女の清少納言です。
しかし藤原道長は娘、 彰子(しょうし)を天皇のもう一人の妻にし、 強引に 
“一帝二后の制” を始めます。  されど、 思うように娘を訪れない天皇。 
道長は娘彰子の側近に紫式部を配します。
紫式部の 『源氏物語』 執筆を応援し、 
天皇が彰子のもとを訪れれば、 紫式部創作 『源氏物語』 の
続きが聴けるという作戦・・・? 功を奏した様で、 彰子は男子を産み、 
道長は外祖父として、 絶大な権力を握って行きます。

物語の力も侮(あなど)れませんね。

似たような話があります。
こちらは、 物語の中のお話ですが。
妻の不貞を知ったペルシア王が、毎日女を連れて来させ、 一夜を共にし
翌日その女性を殺させました。
大臣の賢い娘に順番が回って来た時、 彼女は王に “世にも不思議な話”
を聴かせ、 夜が明ける頃になると、 「続きは明晩・・・。」 と告げます。
次々に話を聴かせて、 3年近く過ぎた頃、 彼女は王の子を宿し、
王の怒りは解け、 女達を殺すこともなくなりました。

賢い娘の話した物語に 『アリババと40人の盗賊』 や 『アラジンと
魔法のランプ』 が含まれています。

題は『アラビアン・ ナイト』。

日本では、 『千夜一夜物語』 とも言われています。
こちらの方が素敵なタイトルですよね。

私も小さい頃、 寝る前に父が創作した話をしてくれるのが、 楽しみだった事を
覚えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンサンブル   フランス語

2012-02-23 13:00:00 | 語学
組み合わせて着ることを意図してデザインされた服。
例えば、 同じ生地や柄のセーターとカーディガン。
フォーマルで言うと、 ジャケットとワンピースなどが
多くあります。 
アンサンブルと言ってます。 フランス語です。

「ensemble」(アンサンブル)
・・・一緒に・ 同時に ・ 集合 ・ 統一

“一緒に” というと、 以前(アベック)を紹介しました。
「~と一緒に フランス語」(8/4) 。  (アベック) は 英語の (ウィズ)で
(アンサンブル) は 英語の (トゥギャザー) と置き換えて下さい。


音楽用語でも使われます。  歌や楽器で、 二人以上が同時に演奏する
ことを言います。
吹奏楽のコンクールの記事などで、 アンサンブルという言葉が使われています。
合唱 ・ 合奏の洒落た言い方だと思ってよいでしょう。

もちろんフランスでは、 日常会話でも使われています。
辞書の例文がいいです。

我々はもう一緒に暮らせない。
「Nous ne pouvons plus vivre ensemble.」
(ヌ ヌ プヴォン プリュ ヴィヴル アンサンブル)

こんなセリフ使う事がないように、 お祈りしています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする