そうなんだ。

外国語で知ったこと。

孔子・儒学   英語

2018-11-14 11:03:28 | 御朱印
お茶の水(東京都)は、子供の頃から数えきれないほど行っています。
訪れていない名所があるとは、思いもよりませんでしたが
それが、先日訪れた『湯島聖堂』でした。




時代小説を読んでいると、度々登場するのが江戸の

『昌平坂学問所』

『昌平坂学問所』は幕府直轄の学校で、全国の藩士や浪人も学ぶことができました。
幕末の志士であった、佐久間象山・榎本武揚・清河八郎・高杉晋作らもここに通いました。

この昌平坂学問所の敷地内にあったのが湯島聖堂で、現在も中国の孔子をお祀りしています。
孔子といえば 
孔子の死後に弟子たちが、孔子の言葉を本にまとめた『論語』。

時代小説の中で、度々つぶやかれる武士の言葉に

「義(ぎ)を見てせざるは勇無(ゆうな)きなり」 (行うべきことを前にしながら行わないのは、臆病者である)

「朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり」 (朝に人としての大切な道を知る事ができれば、その晩に死んでも心残りはない)

これぞイメージするジャパニーズサムライですが、これらは、『論語』に出てくる孔子の教えでした。

その他、私たちが日常に使っている
「良薬は口に苦し」 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」 「四十にして迷わず」 等も
全て『論語』に出てくる孔子の言葉。

日本では
孔子を始祖とする『儒教』は、それほど浸透しませんでしたが、学問である『儒学』は広く学ばれたようです。

俄然、論語に興味を持ち始めた私は、ここで販売していた“日めくりカレンダー”をお土産に買いました。
トイレに掛けたので、毎日新しい論語を覚えているところです。
ちなみに、本日14日の孔子のお言葉は少々長めです。

子曰く(しのたまわく)、
「君子(くんし)は人の美を成し、人の悪を成さず。 小人(しょうじん)は是(こ)れに反す」

子供用ですので、意味も分かりやすく書いてあります。
「君子は、人の良い所を褒めて伸ばしてあげます。 欠点は優しく直してあげます。 小人はその反対のことをしてしまいます」

君子に優しく直してもらいた~い!
直すのに怒鳴られたりでもしたら、「あんた、小っちゃいよっ!」と思うことにしましょう。

本日の「そうなんだ」は、孔子と儒教・儒学を英語で言うと、にします。

「Buddha」(ブッダ) と 「Buddhism」(ブッディズム)仏教ほど有名ではありません。


「Confucius」(コンフューシャス)・・・孔子

「Confucianism」(コンフュシャニズム)・・・儒教・儒学

お釈迦様(ブッダ)と孔子は同じ時代の人ですから、かなり昔です。

コンフューシャスという発音はラテン語の発音だったようです。
「孔子」は学者に対する尊称である中国語の「夫子」(フーツゥ)をつけて呼ばれることもあり
「孔夫子」(コンフーツ)から(コンフーシャス)になったと言われています。


湯島聖堂を訪れたこの日は、ご覧の通り秋晴れでした。
江戸時代にここで学んだ武士たちも、同じ場所で同じ様に青空を仰ぎ見たのでしょう。

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名詞 + フリー  英語

2018-11-10 17:40:10 | 語学
20代の娘の肌がいつもより綺麗に見えました。

娘 「化粧水をグリセリンフリーにしたら、脂も出ないし化粧崩れしなくなった」

私 「そうなんだ。 でも私のは自然派高級化粧水だから、もともとそういうのは入ってないと思うよ」

なんの根拠もなく言い切ってから、化粧水の成分を確認すると、しっかり “グリセリン” と表示されていました。

グリセリンは保湿効果が高く安全であるとのことで、ほとんどの化粧水に配合されています。
しかし、娘の肌の状態を見ると、確かに綺麗になっていますから、これを試してみる価値はあります。
彼女の肌のDNAは私と同じでしょうし・・・。

そこで
毎日使用している 『マツモトキヨシのセラミド美容液』と
昨年京都・伏見の酒屋で見つけた “飲める化粧水” の清酒を手のひらで混ぜて化粧水がわりに使ってみました。
この組み合わせは、グリセリンフリーです。



使い始めて二日目ですが、良い感じです。
今日は11月だというのに、日中は25度まで気温が上がりましたが
娘が言うように、あまり脂が浮かないので、ほとんど化粧崩れしませんでした。
心なしか、肌の赤味も抑えられて白く見える気もします。

グリセリンを使わない方が合う肌タイプなのかもしれません。

ところで、最近この「フリー」という言葉をよく耳にします。

グルテンフリー
糖質フリー
ケミカルフリー
ストレスフリー
タックスフリー

一昔前まで「フリー」と言えば、「自由」という意味でした。

「free」(フリー)・・・自由な・無料の

ところが、英和辞典をよ~く見てみると 「-free」の欄がありました。

「-free」・・・(名詞につけた合成語で)「・・・のない」

名詞 + フリーで、「名詞 + ない」となるのです。
日本で適当に作った言葉かと思っていたら、英語として通じるのですね。

グルテンがない・糖質がない・化学物質がない・ストレスがない・税金がない

商品説明は
フリーなんて気取って言わないで「ない」と言ってくれたほうが、わかりやすいですよ。

「糖質フリー」 VS 「糖質なし」

やはり、「糖質フリー」の方が、カッコイイかな?



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フィードバック  英語

2018-11-07 15:27:16 | 英会話教室
私が通う英会話教室の話です。

若い英国人講師はとても熱心に詳しく英語を教えてくれます。
時に、ホワイドボードに例文を何通りも書き出して、細かい使い分けまで説明してくれます。

このクラスの生徒は6人にいます。
ミドルの私が他の生徒より一回り以上若く、お姉さま方は社会で言えば定年を過ぎたお年頃。

私を含む皆の意見は一致しています。 彼はとても良い人物で好きだけど

1.私たちは、一度にたくさんのことは覚えられない。
2.私たちは、細かいことはさて置いて、日常会話の練習がしたい。
3.私たちは、現在使っているテキストブックは面白くないと感じている。

この意見をこのクラスで一番若い私が代表して、授業の冒頭に言うことになっていました。(英語で)

以下 「 」内はその言語で、『 』内は和訳になります。

私 『いつも詳しく英語を教えてくれて有難く思っています』

講師 「But・・・」

敵もさる者・・・。
まずは、講師をほめる言葉を言うと、すかさず若い英国人講師は 「バァ~ット」(しかし)と相槌を打ちました。
何か言われる予感がしたのでしょうね。

私 「As you can see, we all are not so young.」 ご覧の通り、私たちは皆それほど若くはありません。
  『私たちの脳もまたフレッシュではないので、一度にたくさんのことを覚えられません』

講師 『そうなの? 日本人の年齢はわからない。 皆30代くらいに見える』

こ・れ・は・・・。 お世辞なのでしょうねぇ。

こんな感じで、細かい説明を聞くよりも会話の練習をしたいこと。
ひとつの方法として、次々に生徒を指名して発言させたり、講師の発音後に繰り返し私たちに発音させても良いのではないか。
と続けました。

その後、皆が次々に 『私も同じ意見です』 と言っては、気の毒そうに

「Sorry」・・・ごめんなさいね

すると、
『ごめんねなんて、言わないで下さい。 フィードバックは有難い』 と言ってくれました。

フィードバック。 
始めて聞く単語ではありませんが、はっきりとした和訳を確認しておきましょう。

「feedback」(フィードバック)・・・反応・感想・意見

そうでした、 そうでした。
“消費者からメーカーへのフィードバック” という言い方をしますね。

今回
一生懸命に教えてくれる講師にこんなこと言ったら悪いかしら?
日本人特有の懸念があったのですが、さすが西洋人です。
フィードバックは歓迎と、私たちの心配は杞憂に終わりました。

テキストも変更することになりましたし、この日の授業は次々に指名して答えさせたので
緊張感あふれ、テンポの良い楽しい授業となりました。

ただ、授業中に講師が

講 『ここは詳しく説明したいところだけど、やめとくよ』

と、早口英語で言ったのには思わず苦笑しました。

敵もさる者・・・。


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ファスナー・チャック・ジッパー 日本語どれ?

2018-11-04 11:01:35 | クリーニング店
私が受付として働くクリーニング店での出来事です。

夕方、年配の男性がクリーニングの引き取りに来店しました。
クリーニングの受取書が彼のお財布に入っていて、そのお財布は着用中のかぶるタイプジャンバーのポケットに入っていて
そのポケットのファスナーが途中で噛んでいて、お財布が取り出せない状態でした。

始めはカウンター越しに、ファスナーを下ろそうと奮闘する様子を見ていたのですが
焦っても焦っても、一向に動かないようなので
私は気の毒に思い、カウンターを回ってその男性の横に立ち、お手伝いをしました。

ポケットの位置は下腹辺りなので、私は上半身をかがめて、顔を近づけて、手元に力を入れていました。
薄暗くなってきた通りから、照明のついた店内は丸見えだったでしょう。
年配男性とミドル女性のこの体勢は、角度によってかなり違和感のある光景だと推測できます。
そこへ、年配の女性客が新たに来店しました。
私はその不思議であろう体勢のまま

私 「いらっしゃいませ~」

女性はギョっとした表情から、不思議そうに

女客 「着たまま表示を確認しているの?」

なるほど。 そんな風にも見えましたか。

私 「いえ、ファスナーが噛んでしまって、お財布が出ないんです」

男性客に断って、先にこの女性の受付をしました。
すると、親切にも今度はこの女性が、上半身をかがめて、顔を近づけて、手元に力を入れてお手伝いを始めました。
やはり、どう見ても違和感のある光景です。

年の功だけあって、彼女はファスナーの噛みを解消するよりも、隙間から財布を取り出すことに専念しました。
結果、ファスナーは噛んだままですが、お財布は無事取り出せたのです。

良かった~。 とりあえず一件落着。 男性客もほっとした様子。

しかし、
直後に年配女性客が年配男性客に掛けた言葉に、“ひやっ” と、させられました。

女 「おじいちゃん、良かったわね」

お・おじいちゃん?

いいんですか? その呼び方?
おじいちゃんと呼ばれるには、まだ、という風に見えますけど。

しかし、「ありがとうございます」と恐縮していたので聞こえなかったのか、気にならないのかは定かではありませんが
気分を害した様子もないので、ホッとしました。
接客商売は気を使うんですよ。

ところで、ファスナーとチャックとジッパー。
ファスナーは元々が 「シートベルトを締めて下さい」 でおなじみの“閉める”という動詞からきた言葉です。

「fasten」(ファスン)・・・閉める・締める・(衣類のボタンを)留める

ここから
「fastener」(ファスナー)・・・留めるもの・締めるもの

となりました。

ジッパーとチャックは、このファスナーの商標です。
アメリカでは、ファスナーのことを商標名のジッパーと呼ぶ人がほとんどです。

チャックは、日本の商標名です。 カタカナですが外来語ではありません。 日本でしか使われない単語です。

なんと、
ヒモを引っ張ったり緩めたりすることで、閉じたり開いたりする
巾着(きんちゃく)をもじってつけた名前だそうです。
巾着(きん・ちゃく) → (ちゃく) → チャック

へ~。 



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もじる・ねじる 漢字

2018-10-31 12:11:32 | 日記
秋に夫婦で行う “壁紙の張替え作業” も今年で3年目です。
一昨年前はトイレ。 昨年はリビング。
今秋は廊下の壁紙を張替えました。

剥がし終わった壁紙を目にすると、あらためて認識できます。
新築マンション入居当時は真っ白だった壁紙が、20数年を経てすっかりクリーム色に変わっていたと。
私も当時はまだ・・・。

自分の容姿や心の変わり具合は、さて置き。

壁の張替えを自分たちでしているというと、器用な夫婦と思われがちですが
むしろ
夫は何も出来ない・しない “お坊ちゃまおじさん” です。
“私に言われて手伝ってあげているんだぞ感” をチラチラと見せながら作業をしています。

そんな夫でも3年目ともなると、壁紙を上から下までベローンと一気に剥(は)がせるようになり
かなりご満悦な様子でした。

夫 「“剥がし三年、貼り八年” と言われるくらい、一気に剥がすのにはテクニックがいる」

『桃栗三年、柿八年』 をもじって
『串打ち三年、裂き八年、焼き一生』 という、鰻調理の難しさを表す言葉は聞いたがあります。

さらにそれをもじって、なかなか上手いことを言いましたけど
壁紙を上手に剥がすのに3年も必要なんて、時間がかかり過ぎでしょ。

ところで、“もじる” の漢字をご存知でしたか?

「捩る」(もじ・る)・・・(風刺や滑稽化のために)もとの文句・有名な詩句などを言いかえる。 

“ねじる” という漢字と同じ字ですよねぇ。

「捩じる」(ね・じる)・・・両端をつかんで互いに逆の方向に回す。

同じ漢字なのに読み方が違うなんて、どのように読み分けるのだろうと、じっくり見ていて気付きました。

送り仮名が違います。

「もじる」の時の送り仮名は 「る」 で 「捩る」。
「ねじる」の時の送り仮名は 「じる」 で 「捩じる」。

パソコンの漢字変換ではちゃんと使い分けてくれますから、決まり事なのでしょう。

なるほどね。

素人夫婦で作業した壁紙の張替えは、じっくり観察するとダメ出しが沢山ありますが
パッと見た限りでは綺麗です。 廊下が明るくなりました。





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