板をハの字に開く滑り方ですね。
日本人には、 “カタカナのハの字” と言えば伝わります。
漢字圏の人には、“漢字の八の字” です。
ローマ字圏の人には “アルファベットのVの字の逆”。
なんとかなるものです。
正確には、 (プルークボーゲン)。 ドイツ語です。
「Pflug」(プフルーク)・・・《農具の》 鋤(すき)
「Bogen」(ボーゲン)・・・弓 ・ 弧 ・ 湾曲
“鋤のような形で弧を描く” でしょうかね?
あちらでは鋤を、 ハの字に見立てたんでしょうか。
明治時代にオーストリア人がスキー技術を伝授したことが、 日本に於ける
スキー普及の第一歩とされています。 オーストリアはドイツ語圏です。
上級者の滑り、 ウェーデルンもドイツ語。
「Wedeln」(ウェーデルン)・・・~を振る
早い切り返しで、 板が尻尾を振ってるように見えたのでしょう。
パラレル (平行)は英語ですので、 ターンも英語。 パラレルターン。
板を平行に揃えたままのターンです。
ボーゲンとパラレルは出来ました。
ウェーデルンは出だしは良いのですが、 途中で時々崩れることがありました。
私をスキーに連れて行って・・・。
わっ、 古い・・・。