そうなんだ。

外国語で知ったこと。

イソギンチャク  英語

2018-04-28 21:02:44 | 語学
2014年の「そうなんだ ブログ」で “なまこ” について書いたことがありました。

漢字で、“海のネズミ”と書いてナマコ(海鼠)と読むことを知りました。
昔の日本人はナマコが “海に住む鼠” に見えたのかと感心しました。

また
英語では、「sea cucumber 」(シー キューカンバー)。 日本語に訳すと“海のキュウリ” と呼ぶことを知りました。
昔の西洋の人はナマコが “海のキュウリ” に見えたのかと感心しました。

さて、
今回、同じように海に住む生き物の見立てで、面白いと思ったのが

イソギンチャク

漢字がありました。

磯巾着

磯・・・ 波打ち際の岩の多い場所
巾着・・・布や皮で作った、口ひものついた小型の袋

言われてみれば、イソギンチャクの形は立てた巾着袋に見えなくもない?
言われるまで、巾着に見立てたことはありませんでした。

英語でイソギンチャクは

「sea anemone 」(シー アネモネ)・・・イソギンチャク

アネモネは花のアネモネです。 “海中に咲くアネモネ” 。

えーっ!?

そのような見立てをしたこともありませんでした。
イソギンチャクが、そんなに綺麗にも可憐にも見えないのは、私だけでしょうか。
むしろ、私の中では気持ち悪い部類です。 

今回はフランス語の辞書も引きました。

「anémone de mer」(アネモン ドゥ メー)・・・イソギンチャク

「mer」(メー)・・・海

やはり、海のアネモネ派ですか。

西洋人と日本人では、見え方に違いがあるようです。


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神話  英語

2018-04-25 10:25:10 | 日記
外出から戻ると、玄関に “ゆうパックご不在連絡票” が落ちていました。

私に関して言えば、届く予定の品はありません。
家族の誰に宛てられたものか、拾い上げて確認しました。

受取人様欄には、私の名
差出人様欄には、神の国

神の国? なんだろう、これ? 漠然と嫌~な感じがしました。 

とにかく、部屋に上がり電気をつけて、もう一度差出人名を確認しました。

差出人 神話の国

“神の国” は私の読み間違いで、正しくは “神話の国” でした。
どちらにしても、覚えがありませんが、ドライバー直通電話に再配達依頼の連絡をすると
ほどなく“ゆうパック” が手元に届きました。

小包の差出人をあらためて確認すると
『神話の国 縁結び観光協会』。 出雲大社のある島根県の観光協会からでした。

昨年の11月に、高校時代の友人と出雲へ旅行に行きました。
その際、観光協会企画の、提示すればお土産や食事代金が割引かれる 『縁結びパスポート』 という名の冊子を受け取り
大いに活用させてもらいました。
その冊子には、抽選にてプレゼント付きのアンケートハガキが差し込まれていました。
旅行から戻った後に、
お礼の意味を込めて、出雲の素晴らしさについて記したアンケートを投函したのでした。
抽選によりプレゼントが当選したようです。

届いた品は 「広瀬和紙 便箋・ちぎり絵セット」



カラフルな色の和紙は、ちぎって・貼って・絵にするらしいのですが
美術に関するセンスは、全く自信がありません。
宝の持ち腐れにならぬよう、頑張ってちぎり絵に挑戦するか、他の用途を考えるかしましょう。

半年前の旅行が、この和紙のように色鮮やかによみがえってきました。
どっぷりと神話の世界に浸った数日間。 日本海の素晴らしい眺め。
楽しかったなぁ。
もう一度、行きたいです。

さて、
神話は英語で何と言うのでしょう。

「mythology」(マイソロジー)・・・神話

新しく覚えました。

出雲の英語版パンフレットの表紙には

「Izumo where mythology comes alive 」

と書かれています。 

“神話が息づく出雲” と、訳すと良いのでしょうか。

出雲の神様、プレゼントをありがとうございます!



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ネコババ   漢字

2018-04-21 10:41:57 | 日記
お正月気分もそろそろ終わった辺りの1月の出来事です。
外出中の娘からLINEではなく、電話がかかってきました。

誰もいない ATM  の前に一万円札が落ちていた。
拾ったけどどうすればいいだろうか? 

もちろん
このまま、もらっていいかどうかの確認でしょう。

道ならばともかく、 ATM にはセキュリティーカメラが設置されています。
娘が一万円札を取得する姿は、すでに記録されているでしょう。
ネコババは法律的にも禁じられています。遺失物横領罪。

ところで、ネコババを漢字変換したら 「猫糞」(ねこばば)と出ました。
“猫のくそ” と書いて、ネコババと読む。
早速、我が家の広辞苑を引いてみましょう。

「猫糞」(ねこばば)・・・猫が脱糞後、足で土砂をかけて糞を隠すことから、悪行を隠して知らん顔をすること。

このような謂(いわ)れがあったとは知りませんでした。
関東では「糞」のことを「ババ」とは言いませんが、関西の友人は言っていました。

関東では ♬ みっちゃん、みちみち、うんこたれて~ ♬
関西では ♬ みっちゃん、みちみち、ばばこいて~ ♬

若い頃に、妙に感心した記憶があります。

「ネコババ」は関西発祥の言葉かもしれませんね。
私は関東人だから、意味がピンと来なかったのかもしれません。

それでは
話を娘との会話に戻します。

私 「ATM に設置されてる電話で銀行の人に伝えれば?」

応対した電話口の銀行員が言うには、ATM から出た時点で銀行のお金ではないので
最寄りの警察に届けて下さいとのこと。

面倒くさいなー。 と言いながらも、娘は交番に持って行ったようです。

あれから3カ月。 
結局というのか、思った通りというのか、落とし主は現れず
一万円札は、正規のルートで警察署から娘の手に戻ってきました。

拾った時以上に喜んでいます。
あそこで猫糞をしなくて良かったね。

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下半身  英語

2018-04-18 09:59:42 | 英会話教室
私が通う英会話教室の英国人講師は、とても一生懸命に英語を教えてくれます。
過去の講師人の中で一番若くて(20代)、一番真面目です。

今回のテキスト学習は、“偉大な発明” についてでした。

もし電気が発明されていなかったら、私たちは~だったでしょう。
If electric lights hadn't been invented, we would ~

この ~ を考えて英作文したのですが、思いついたままの私の答えはイマイチでした。

we would go to bed earlier. 私たちは早く寝ていたでしょう。

恩恵は 「それだけか~いっ」 とエジソンにがっかりされそうです。

車がなかったら、電話がなかったら と順番に考えた後、
この他の発明で何が重要な発明だったと思うかを発表しました。

I couldn't live without ~. ~がなかったら、やっていけなかったでしょう。

以下 「 」内はそのままの言語 『 』内は和訳になります。

お姉様生徒の一人が

生 「I couldn't live without glasses.」 メガネなしでは

なるほど。良い答えです。 
メガネをかけている英国人教師も『その通りだ』と頷いていましたし
私も近眼なので、メガネが発明されていなかったらと思うと恐ろしいです。
いったいどんな風に生活していたのでしょう。

お姉様のこの答えに比べると、私の答えは、ふざけ半分でイマイチでした。

私 「I couldn't live without a washlet.」 ウォシュレットなしでは

ここで笑ってスルーしてくれればよかったのですが

英 「Why? 」

なぜかと聞かれてしまいました。 なぜかと聞かれたら、答えるしかありません。

私 「I want to wash my ・・・」 私は・・・を洗いたい

この「・・・」の部分は何と言うべきなのでしょう。 少し考えてから、英国人講師に問うように眉を寄せて

私 「hole (ホール)?」  穴?

英国人講師は困ったように照れ笑いをしながら

英 「Oh ! It's too direct !」 ダイレクト(直接的)過ぎます!

他のお姉様生徒が

生 「anus (エイヌス)?」  肛門?

英 『それは医学用語です。 そういう時、私たちはこう言います』

と言いながら、ホワイトボードに書きました。

「nether regions」(ネザー リージョン)・・・下半身

「nether」(ネザー)・・・低い方の・下の
「region」(リージョン)・・・(体の)部位・局部 / 地方・地域・地帯

直訳すると “下の辺り” と言った、遠回しな表現になります。

I want to wash my nether regions. と言えば、“お尻を洗いたい” の大人表現になるようです。

今後はヤング英国人講師のもとで、上品な表現を学べそうです。

ちなみに
オランダを英語で 「Netherlands」(ネザーランド)と言いますが
“低い” + “土地” が由来だと説明してくれました。












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鬨(とき)の声 英語

2018-04-14 17:05:53 | 語学

私が勤めるクリーニング店の同僚の一人も、この 『そうなんだブログ』 を読んでくれます。
彼女が 「よその国では “えい・えい・おー!” は、どんな風に言うのかなぁ」 と
ブログネタを提供してくれました。

今回はよその国の言い方ではなく、この「えい・えい・おー!」について調べてみます。

この「えい・えい・おー」は  “鬨(とき)の声” などと呼ばれます。
この言い方は知っていますが、私の中では “鬨(とき)” の意味がはっきりしていません。
良い機会ですので、広辞苑を引きました。

「鬨」(とき)・・・合戦の初めに全軍で発する叫び声。 味方の士気を鼓舞するとともに敵に向かって、戦いの開始を告げる合図とした。

やり方も書いてあります。

大将が「えいえい」と発すると、一同が「おう」と声をあげて合わせ、三度繰り返すのが通例。
確かに戦国時代劇では、大将が「えいえい」で、その他の者が「おー」と言っています。

全員が一緒に「えい・えい・おー」とは言わないのですね。

ちなみに
勝鬨(かちどき)は、合戦に勝利したときに、いっせいにあげる鬨の声です。

挑戦する時、または追い込まれた時や忙しい時。
気持ちが萎えそうな時にも、言うでしょうか。

「よーし、頑張ろう! えいえいおーっ!」 

と、一人で腕を振り上げながら、鬨の声を上げることがあります。
私にとってより有効なのは、言いながこぶしを振り上げること。
実際、気持ちが高揚します。 やる気がジワジワと・・・(!?)

その昔、
戦国サムライたちが生死を分ける戦いを前に、気持ちを鼓舞するにあたって
発していたのが、わかる気がします。
「おーっ」で、心の弱い部分を吹っ飛ばすことができそうです。

鬨の声も、英単語の方が意味の分かりやすい単語です。

「battle cry」(バトル クライ)・・・ときの声・(闘争の)スローガン

直訳が “戦闘の叫び” ですから、イメージしやすいです。

よその国の “バトル クライ” については、戦国物の外国映画やドラマを観るときに意識します。
気が付いたら、ご報告しましょう。









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