そうなんだ。

外国語で知ったこと。

サランヘヨ   韓国語

2012-10-31 13:00:00 | 日記
前回書いた 「マシッソヨ」 の続編を失礼いたします。
ここに行ってみたいと思い立ったキッカケは、 近所の方から
頂いた新大久保土産げの “ジャバンのり” が美味しかった
ことです。 味付き韓国海苔がフレーク状になったもので、
パリパリした食感と味が気に入りました。
ショッピングの終盤に、 Kプラザに入っている “チョンガーネ”
という食料品店で、 お目当ての海苔を購入。 
さすがに疲れて喉も乾いたので、 客引きの店員さんに近くで
お茶出来るお薦めの店を尋ねました。

少々聞き取りにくい日本語で、 このビルの4階にある喫茶店を
薦めてくれたので、 そこに決めます。
店舗の外にある小さいエレベーター前は人の気配がありません。
「扉が開いたら、 直接、あやしい店の中だったら嫌だよねぇ。」 と
顔を見合わせます。 「売り飛ばされたりしないよねぇぇ。」
私達が売れると考える人も、 買うという人もいないでしょうけど、
気分は高校生でしたから、 この会話は大目に見てね・・・。

不測の事態に備えて、 階段で4階まで “ひぃこらっ” 登りました。
残念ながら、 体力は年相応の様で・・・。
予想に反して明るかった店内は、 韓流スターの引き伸ばした写真が
所狭しと張られ、 ドラマのメイキング映像を流し、 グッズも販売
している、ファンならば必見の喫茶店。  お目当ての俳優のポスター前
に立ち、 一緒に写真を取っているご婦人もいました。
この辺りの物価に比べて高めと思われる、 一杯500円のコーヒーには、
自由に見ることが出来るドラマの写真集も入っているのだろうから、 
それならばと、 コーヒーを飲みながらページをまくりました。
チャン・グンソク主演 『美男(イケメン)ですね』。 軽薄そうなタイトル
ですが、 かつて観たこのドラマは面白かったぁ~。

ドラマに欠かせない韓国語のセリフです。
「サランヘヨ」・・・愛してる
コメント (4)
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マシッソヨ   韓国語

2012-10-29 13:00:00 | 日記
色々な原宿がありますが、 ミドルレディの原宿と言われ始めている
新大久保に行ってきました!
旧友の輝子さんと待ち合わせをした新大久保駅改札口辺りは、 
平日ならではなのか・・・、なるほど ミドル達でごった返し。

コラーゲンたっぷりの参鶏湯(サムゲタン)を食べようと、 ランチの
お店は決めていました。  『両班』(ヤンバン)という、 昔の韓国の 
“貴族階級の呼び名” を掲げたお店です。 
途中の通りでも、 様々な飲食店の写真付きメニューに目が止まります。
「マシッソヨ。 マシッソヨ。」 お店の人が呼びかけます。
韓国通、 もとい、 韓国ドラマ通の輝子さんによると
「美味しいよ。 美味しいよ。」 と言っているそうです。

サムゲタンは、 骨付き鶏肉、お米、朝鮮人参、ニンニク、なつめ等が
入ったあっさり味のスープで、 「マシッソヨ」 でした。
何十年か前に本場韓国で食べて以来です。
お肌プリプリになったであろうところで、 ショッピングへゴー。

食後はコスメのお店で足が止まります。
私にとっては初耳でしたが、 カタツムリの粘液入りクリームや
蛇毒成分入りクリームがお薦め人気商品らしく、 どの店でも
目立つように陳列されていました。
あちこちでサンプルのクリームを試したので、 手の甲もスベスベ。

基礎化粧品は決まったものを使っているので、 首のお手入れにでも
使ってみようと、 蛇毒成分入りクリームを買いました。

「イケメン見て来るぞーっ!」 と張り切っていたものの、 新たな街で
買い物とお喋りに夢中になり、 すっかりチェックし忘れ・・・。

私の中で、ヒソっとした“連れ込み旅館”のイメージだった新大久保は、 
今や評判通りの活気に満ちた “韓流の街” でした。
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ボタン   ポルトガル語

2012-10-26 13:00:00 | クリーニング店
私が働くクリーニング店の受付の引き出しには、 裁縫箱と
何十色もの糸や何十種類かのボタンが入っています。
受付時に気が付いたボタンの取れや割れ、 裾のほつれなどを
サービスで付け替えたり、 簡単にまつったりする用です。
勤め初めの頃は、 他人様の縫物に緊張して時間も要しましたが
今では、 軽い気持ちで針を持てます。

いつも感じが良いハンサムなお兄さんが持ってきた洒落たYシャツ。
残念な事に、 第2ボタンが欠けていました。 
「裾のボタンと付け替えてあげましょうか?」
調子よく口から出てしまいました。 第2ボタンには裾のボタンを移し 
裾に、 店にある似たボタンを付けるという、そこまでする?のサービス。 
「いいんですか? ありがとうございます。 助かります。」
その爽やかな笑顔・・・。 やりますよーっ!

古くからある外来語は、 ポルトガル語かオランダ語がほとんどです。 
”ボタン” はポルトガル語からです。

「botao」(ボタウン)・・・ボタン

英語の発音は (バトン) です。 ブラット・ピット主演の
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 の (バトン) ですね。
この映画観ました。 若返ったブラピがとってもカッコよかったぁ~。
英語、
「button」(バトン)・・・ボタン

「買得のジャケットを購入した。」 と得意満面だった連れ合いが、
何度か着た後、 「このボタンのせいで、 安っぽく見える。」 と
わざわざボタンを別買いして、 私に付け替えを依頼してきました。
前2個、 片袖口4個ずつの合計10個のボタンを、 舌打ちしながら
付け替えました。   こちらは・・・、
時間外労働につき有料にて、 ごめん・あ・そ・ば・せっ・・・。

 
コメント (3)
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だるい   英語

2012-10-24 13:00:00 | 語学
「dull」(ダル)・・・退屈な ・ ぼんやりした ・ 《痛み》鈍い

えーっ!?
“だるい” って英語だったの?

言葉は生き物。 日々成長しているので、 辞書は新しい物に取り換えて
行く方が良いと言われています。
しかし、 使い込んだ辞書はページのまくり具合が良く、 捨てられません。
いまだに昭和49年発行の三省堂国語辞典が手元に置いてあります。

ここには、 “ダル” と “怠(だる)い” が並んで載っていました。

ダル(dull)・・・《気分が》だれている様子・たるんでいる様子・退屈

怠い・・・疲れて身体を動かすのも、 おっくうに感じられる状態

同じですよね・・・。
ということは、 どちらが先ということではなく、 互いの国で偶然にも
こういう状態を “ダル” という音で表わしたということでしょうか。

大相撲解説では、 “うで(腕)” を昔風に “かいな” と言います。
「腕弛(かいだる)し」 が、 現代では 「かったるい」 という言葉に
移行したということは、 広辞苑に載っていました。

私なりの結論。
「なんか今日はとってもだるいワ。」 「あぁ、 かったるい。」
これは、 どちらも日本語。

「まじ、 ダルッ!」
これは、 英語。
コメント (4)
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ユーロ   六カ国語

2012-10-22 13:00:00 | クリーニング店
羽田空港にて航空会社勤務のミドルエイジの男性。
私が受付をしているクリーニング店に来店し、 アタッシュケース
からワイシャツ2枚を取りだして、 財布を覗き
「ドルが沢山あるんだよ。 ドルで払える?」 と言いました。
カード払いの扱いさえ無い、街のクリーニング屋さんでは無理。 と
“百も承知” のはず・・・。 そこで私は残念そうに答えました。

「あらー、 ドルはダメなんですよ。 ユーロなら使えるんですけど。」
“嘘八百” の受け答えは喜んで頂けたようで、
「なんでドルが使えないのに、 ユーロが使えるんだよ。」
とちょっとキーを高めにした声でおっしゃっていました。
“百” 対 “八百” のやり取りです。

ヨーロッパ連合(EU)の統一通貨である “ユーロ”。 どの国も
“ユーロ” という共通の呼び方だと思ったら、 違うんですね。
各国の 「Europe」 と 「Euro」 の発音をご覧下さい。

ドイツ。  「Europa」(オイローパ) ・ 「Euro」(オイロ)
フランス。 「Europe」(ウーロップ) ・ 「euro」(ウロ)
イタリア。 「Europa」(エウろーパ) ・ 「euro」(エウろ)
スペイン。 「Europa」(エウろパ)  ・ 「euro」(エウろ)

そして、 ポンドを譲らずユーロ通貨を使わないイギリス。 英語ですね。
「Europe」(ユーロップ) ・ 「euro」(ユーロ)

私達はユーロを使わない国の発音を採用しています。
日本語では、(ヨーロッパ) と発音するのだから、 (ヨーロ) が
解り易かったのに・・・。

この男性が次回、ユーロで支払うと言ったらどうする? とご心配の方。
「ごめんなさい。 先週でユーロの取り扱い終わったんですぅ。」
と答えます。  再び、 “百” vs “八百” です。
コメント (2)
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