そうなんだ。

外国語で知ったこと。

ギャップ   英語

2012-09-28 13:00:00 | 語学
今でも私の中での生徒会長と副会長のイメージは、 漫画
『エースをねらえ!』 の藤堂さん(男子)とお蝶夫人(女子)。
二人ともテニスの腕前はインターハイ優勝、 学力は国立大学現役合格、
加えて、 容姿端麗。
二人が 「うん。」 と言えば、 西高全体が動くと言われるほどの
絶対的信頼を兼ね備えた人物。

自身が高校入学し、 生徒会長として女子が現れたときには、 藤堂さん
とのギャップにがっかりしましたが、 女子校なので仕方ありません。
共学校ではどうだったのでしょう?

現在の高校生は、 運動の出来る子は部活に集中する為、 生徒会を
引き受けないようですし、 会長も一目置かれる “憧れの人物” 的な
存在ではないようです。

「○○さんは、学級委員的タイプ。」 は学力良好、 正義感が強く
真面目。 というイメージによるものでしょう。

私は中学1年生の前期と3年生の後期に学級委員に選ばれました。
1年時は、 4つの小学校から集まっている為、 互いを知らぬ中、
ハキハキと通る声で喋る私は優秀。 と思われて推薦されたようです。
それ以降は、 名前は挙(あ)がるものの、 任されるには至らず。 
3年時は、 「中学校生活最後だから、 面白そうな奴を。」 ということで、 
推(お)されたようです。

「gap」(ギャップ)・・・隔たり ・ ずれ ・ 差 ・ 裂け目

3年生の3学期期末試験。 『カンニング、 皆でやれば怖くない。』 と 
それぞれが工夫を凝らして実践し、 後日明るみとなって、 ショックのあまり
担任が登校拒否となる事件がありました。 交替で来る学年の先生方に怒られ、 
中でも説教中にテンションを上げた国語の教師は、 あの堅い表紙の出席簿で
私の頭をブッ叩きました。
座席が最前列中央・教壇前、 女子学級委員だったことが災いしたのでしょう。

クラスメートの、 現在は千葉大医学部病院のお医者様になっている男子は、
自分の答案を見せてあげるだけでしたが、
もちろん、 見る側・見せる側、 一切関わらなかった人もいます。 
彼・彼女らが学級委員だったなら、 この計画自体を断固阻止したのでしょうねぇ・・・。 
皆の期待通り、 思い出に残る “中学校生活・最後の学期” となりました。

因みに、 この時の男子学級委員もノリノリで企画していましたが、 説教の際、 
座席が後ろの隅っこだったことが幸いして、 突発的なブッ叩きを免れています。
このギャップには、 今でも 「ズッル~イ!」 と思っています。
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ゼネコン   英語

2012-09-26 13:00:00 | 語学
“ゼネコン” と言うと、 “談合” とか “賄賂” などが
連想され、 あまりイメージがよろしくありません。
大手建設業者を指すカタカナ言葉です。
鹿島建設や竹中工務店などがあり、 様々な技術力までを含めて
日本の発展に貢献しています。  しかし・・・、
「ゼネコンに就職が決まりました!」 と言うより
「大手建設会社に就職が決まりました!」の方が、 
誠実な優秀感があるよな気がしてしまいます。

“ゼネ” と “銭(ぜに)” の音が似ているのも、 敗因かも。
そもそも、 “ゼネコン” って何の略なんでしょう。

“コンクリート” の “コン” に関係ある?
・・・違いました。

「general contractor」(ジェネラル コントラクター)

「general」 は “全般的な” という意味です。
 野球やサッカーで “ゼネラルマネージャー” と言えば、 総監督を指します。
“ゼネスト” は “ゼネラルストライキ” の略で、 
全国規模のストライキを指します。
その “ゼネ (ジェネ)” なんですね。

「contractor」 は “《建築の》請負人” や “契約者”
と言う意味です。

ズルをしたニュースで繰り返し聞く単語なので、 イメージ悪いのでしょう。

「ジェネラルコントラクターに就職が決まりました!」
だと、 聞き覚えがないので、
「ハイカラなお仕事なんでしょうね。  おめでとう!」
って、なりそうです・・・。  よね?

 
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クロワッサン   フランス語

2012-09-24 13:00:00 | 語学

外出時、 ハンカチに薔薇の香りの芳香精油を一滴垂らします。
ポケットから取り出す時など、 ふんわりと優しい匂いが漂います。

いつものように左手で小瓶を持ち、 右手でスポイト付きの蓋を外します。
この日、 左手の小瓶を置かずに持ったまま、 ハンカチを取り上げたので
瓶が傾き、 中身の液体がジャーっとこぼれ、 辺りは強烈な臭いに!
あわててふき取ったものの
「何? この臭い。」 と家族は口々に眉をひそめて言っていました。

再購入した数日後。 
またもや、 右手はスポイト、 左手は小瓶を持ったまま、 
→ ハンカチ → ジャーっ → ふき取り → 「何? この臭い。」・・・。

さすがに今回は、 「瓶は置くんでしょ!」 と左手を怒鳴りつけてやりました。
何故こういう事になるのか、 さっぱりわかりません。

高校時代からの友人ワン公から、“なんてこった!” メールが届きました。
要約すると、
1. 新しいベットカバーを買った。
2. 今日はゴミの日だったので、 ベットに敷いてある旧カバーを捨てる事にした。 
3. ベット上の “my財布” ごとカバーを丸めてゴミに出してしまった。 
4. 財布には支払予定の5万円とカード類と免許証が入っていた。 
5. 清掃局への当日連絡にも関わらず、 収集したゴミはすでに地中と言われた。 

うぇ~ん。

「失敗を重ねて大人になるんだよ。」 とか 「失敗は成功のもと」 などと言います。
世間では “しっかり者” で通る私達も、 まだまだ成長期ということでしょう。

フランス語で “成長期” を、 こう言います。
「age de croissance」(アージュ ドゥ クロワサンス)

クロワッサン? て、 美味しいけどカロリー高いらしい、 あのパンと関係あるの?

「croissant」(クロワサン)・・・成長する ・ 三日月 ・ クロワッサン

クロワッサンがフランス語の “三日月” を意味するという事は、 知っていました。
察するに、
“三日月” は満月への “成長過程” という、 とらえ方なのでしょうね。
“三日月” を見て “月の成長過程” と見なし、 
“パン” を見て “三日月” をイメージしたという具合でしょうか。

ちょっと言い方変えてみます。
“しっかり者” で通る私達も、 まだまだクロワッサンズということでしょう。





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腕を組む   英語

2012-09-21 13:00:00 | 語学
「ミッション 英語」で、 大学時代のおバカな男子の話を書きました。
実は私もおバカでした。

厳しくはありませんが、部内で上下関係はあり、 男子といえども後輩は
女子の先輩に対しても、 それなりの丁寧な態度で接してくれていました。

ここにつけこんで、 軽ーく、 おふざけをしたものです。
何から思い付いたのかは覚えていませんが、 薄暗くなった帰り道に
男子後輩の隣に並び、 小声で
「腕を組んで歩いていいかなぁ。」
まぁ多分、 私はそれなりに可愛らしかったし、 好感度もありました。
(ぷぷっ・・・。 思い込みって、 大胆になれます。)

後輩 「えっ? えーっ? いやぁ、 彼氏にまーずいっしょ (まずいでしょ)。」
私  「黙っていればわからないよぉ。 だめかなぁ?」
後輩 「いやぁ、 嬉しいっすけどぉ。 俺知りませんよ? 照れるなー。」

後輩が腕を差し出したところで、 私は自分の胸の前で一人腕組みをする。
私  「あれっ? 何か勘違いしちゃった?」
キョトンとした後、 やられたという表情。 これを見て私は喜ぶ、 喜ぶ。
面白くて何人かにやったんですけど、 そのうち 
「腕組みますか?」 と先に言われる様になったので、 舌打ち気分で幕引き。

「arm in arm」 ・・・腕を組み合って
「I want to walking with you arm in arm.」
・・・あなたと腕を組んで歩きたい。

「with one's arms folded」・・・腕組みをして
「I want to walking with my arms folded.」
・・・腕組みをして歩きたい。  ( わざわざ言う人はいません。)

まぎらわしい日本語にご注意!
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トウガラシ   仏語 ・ 伊語

2012-09-19 13:00:00 | 語学
「話がピーマン」・・・ 話の中身がない

最近の若い人は知らないようですが、 一時皆使っていましたねぇ。

ピーマンと言えば、 緑色のあの野菜ですが、 西欧では
唐辛子の仲間という意識がはっきりしているようです。
広辞苑によれば、 ピーマンはフランスからの外来語となっています。
でも、 フランス語辞書ではピーマンという発音は、

「piment」(ピマン)・・・唐辛子

となっています。 因みに英語でピーマンは、 グリーンペッパー。

ペペロンチーノといえば、 あのにんにくと赤唐辛子のスパゲッティーです。
イタリア語で
「peperoncino」(ペペろンチーノ)・・・唐辛子

「peperone」(ペペろーネ)・・・ピーマン

似てますねぇ。

私の所有する “食べ物栄養事典” のピーマンの解説によれば、 
“トマトの5倍、 レモン汁の1.5倍近いビタミンCはコラーゲンの材料となり、
疲労回復など重要な働きをします。 加熱してもビタミンCの損失が少なく、
効率よくとれるところが貴重。” と書いてあります。

栄養価の面で、 親は子供にピーマンを食べさせようとするのでしょうが、
昔の全ての子供 (私世代) は、 ピーマンが嫌いでした。 

たぶん、 以前のピーマンは今ほど品種改良が進んでいずに、 唐辛子仲間で、 
子供が食べれるような味じゃなかったんじゃないんですか?
可哀想に・・・。 やられた・・・。
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